貴ノ富士関が現役続行を希望 暴力で自主引退促される
大相撲で昨年に続いて付け人力士に暴力を振るい、日本相撲協会から自主的な引退を促された西十両5枚目の貴ノ富士関(22)=本名上山剛、栃木県出身、千賀ノ浦部屋=が27日、文部科学省で記者会見を開いた。
貴ノ富士関は暴行や差別的発言を謝罪後に「今回の処分はあまりに重く受け入れられない。私には相撲しかない。反省し、自らを戒め土俵に戻って相撲道に精進したい」と現役続行を希望した。
相撲協会によると、貴ノ富士関は風呂に先に入った付け人の序二段力士があいさつをしなかったことに立腹し、1度殴打。若手力士たちに日頃から差別的発言も繰り返していた。