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2019年9月27日 紙面から
1軍へ向けて準備万端! グーサインを出す根尾=由宇球場で(黒田淳一撮影)
主役は遅れてやってくる-。中日ドラフト1位ルーキー・根尾昂内野手(19)が27日の広島戦(マツダ)で1軍デビューする。今季のドラフト1位ルーキーでは大トリ。大注目が予想される中、はつらつとした全力プレーを披露することを約束した。26日のウエスタン・リーグ広島戦(由宇)では4打数無安打に終わったが、小笠原道大2軍監督(45)も太鼓判を押す内容。竜の未来を担う逸材が、真っ赤な敵地で第一歩を刻む。
竜党が、いや全国の野球ファンが待ちわびた時が訪れる。根尾が1軍の舞台にやってくる。試合後、ともにプロ初昇格する高松、再昇格の渡辺とともに小笠原2軍監督から「思い切ってやってこい」との激励の言葉を送られた19歳は、高揚する気持ちを抑えながら口を開いた。
「1軍に呼んでもらった時のために準備してきたので、思いきってプレーしたいと思います。2軍でやってきたことしか出せないと思いますし、高望みせずきっちりやりたいです」
クライマックスシリーズ(CS)の可能性が消えた時期での昇格ながら、自力で引き寄せたと言っていいだろう。9月は62打数22安打で打率3割5分5厘。「何かを変えたというより、甘い球を仕留められたという感じです」。この日こそ4打数無安打に終わり、連続試合安打も11で止まったが「内容は悪くない」とルーキーの歩みを見てきた小笠原監督は太鼓判を押す。
今季は阪神・近本やDeNA・上茶谷らの活躍が目立つ。同期のドラ1で根尾だけが唯一、1軍の舞台を経験していなかった。「感じるものはありますよ」。同じ高卒新人の広島・小園や日本ハム・吉田輝の活躍は知っていた。悔しさを胸の中にしまい込んでは練習に明け暮れた。
終盤に示した成長の跡。それは自分自身も感じ取る。快音を響かせる度に「攻め方が変わってきた」。400を越える打席で重ねた経験。これまでとがらっと変わった配球を目にしても「そこが今後の醍醐味(だいごみ)というか、経験が物を言うのかなと思います」と言ってのける。打席内での駆け引きを味わっている。
送り出す小笠原監督は「結果は気にせず思い切りやってほしい」とエールを送る。荒木2軍内野守備走塁コーチも「まずは上の雰囲気を感じることが大事」と残り3試合を1軍で過ごすことの意義を説いた。
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