日本代表のジョセフ・ヘッドコーチ(HC)は26日、浜松市内で会見し、リーチ主将を控えに回した理由について「ベンチから出て行って、インパクトを与えるプレーを期待している。勝負を決する後半の残り5分は、しっかりとしたリーダーが必要だ」と話した。
開幕戦のロシア戦はベテランのトンプソン(近鉄)と田中(キヤノン)を控えメンバーに配置した。「2人がチームを落ち着かせたように、経験値の高いリザーブが必要」と強調。リーチの故障や不調には言及しなかった。
世界ランク2位のアイルランド撃破に「不用意なキックでチャンスを与えたくない」と安易なプレーを戒めた。意図的なキックを起点に攻撃を組み立てられるか。勝敗のカギを握りそうだ。(末松茂永)