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【プロ野球】

「2000本打った人の中で一番…」 巨人・阿部一問一答

2019年9月26日 紙面から

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 -家族の反応は

 「子どもたちは『来年、野球を見に行きたい時はどうするの』と言うぐらい、ピンときていなかった。一昨年ぐらいからは『パパはなんで打てないんだ』と言われて奮起できた部分もある」

 -長嶋終身名誉監督への報告は

 「電話で『これからまだ野球人生長いから』と言っていただいた。『何歳になったんだ』と聞かれたので『40歳です』と答えたら『もうおじいちゃんだな』と(笑)」

 -原監督への思いは

 「原さんがいなかったら、僕はここまでになっていなかったと思う。ルーキーで何も知らない僕を(当時ヘッドコーチとして)開幕スタメンで使ってもらった。承諾してくれた長嶋監督にも頭が上がらない。(長嶋監督は)ルーキーの時は神様以上の存在だった。会話すらできなかった」

 -ファンの存在は

 「代打で出場する時の声援も、身震いするぐらい毎回、感動させてもらっていた。本当にありがたい」

 -捕手への思い入れは

 「捕手だったからこそ、ここまで打てたんじゃないかなと思う。配球の勉強が身になって、打席で逆に考えることができるようになった。(今季は捕手復帰を目指したが)やると言ってできなかった。すごく自分でも悔しかった」

 -今、球を受けたい投手は

 「いっぱいいるけど、今のチームの中ならマシソンかな。首に激痛が走ったときの投手。ファウルチップを食らって、そういう(捕手ができなくなる)運命になったので」

 -野球の魅力は何か

 「正解がないところ。配球、打ち方、作戦、全てにおいて正解がない」

 -良い思い出は

 「最近はちょっと物忘れが多いので、今年の400号かな。優勝した瞬間も。たぶん今年一番の速さでマウンドに行った。走って、少年のように」

 -誇れる数字は

 「足が遅いので、2000本打った人の中で一番内野安打が少ないんじゃないか。すごく価値があるんじゃないかな(笑)」

 -会心の安打と本塁打は

 「2000本と400号。400号は昨年、意識してなかなか打てず、このまま打てないんじゃないかなと思って打てたので、すごくうれしかった」

 

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