BS時代劇として2月頃に放映したようですが
現在土曜時代ドラマとしてNHKで放送中の「小吉の女房」
小吉は勝海舟のお父さん。
ドラマの中ではまだ子供で麟太郎(鈴木福)として登場。
9月14日放送の
第7話「お信、花魁の文使いになる」
主人公お信(沢口靖子)は中野碩翁(里見浩太朗)に遊女の花里の事情を話したところ
碩翁は花里を訪ね身請け話をもちかけます。
想う人がいると断る花里に
「これはとんだ忠臣蔵の由良之助じゃ」という碩翁
「間夫(まぶ)が有るなら添わしてやろ
ひまがほしくばひまもやろう」
身請けをして3日でお前を自由にしてやるから
武士の養女になれば想い人(磯貝半次郎という武士)とも添えるといいます。
とある解説サイトにこの提案はご都合主義とかかれていましたが
歌舞伎好きならすぐにわかる台詞で
仮名手本忠臣蔵七段目「祇園一力茶屋の段」です。
遊女のおかるに仇討ちに関する手紙を見られたとおもった由良之助は
口封じのためにおかるを身請けするといいます。
一方的に惚れただけなので三日たったら自由にしてやる。
ほかに男がいるなら添わせてやると好条件をだします。
これで勘平に会えると大喜びのおかる。
(勘平はすでに死んでいるのですが、おかるはまだ知りません。
このあとおかるの兄があらわれ誤解もとけます)
花里の間夫の磯貝さんは
同僚にいじめられ、耐えかねて斬るという浅野内匠頭のような展開もありました。
今回の7話はテレビ版の忠臣蔵でなく
歌舞伎バージョンの仮名手本忠臣蔵を知らないとピンとこないかもしれませんが
そこかしこにたくさん忠臣蔵エピが隠れているのです。