女児不明 住民へ「倉庫や小屋の中確認を」

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山梨県道志村のキャンプ場で、今月21日から行方不明になっている7歳の女の子の捜索が26日も続いている。住民に対しても「倉庫や小屋の中を確認して下さい」という呼びかけがされている。

26日は初めて、消防団が村全体を車で走りながらスピーカーで呼びかけるという方法もとられた。「倉庫や小屋の中を確認して下さい」という呼びかけがされていて、警察や消防の捜索だけでなく、住民が村全体で小倉美咲さんを捜している。そして、美咲さんが歩いて行った可能性の高い裏山の方面では26日も自衛隊による捜索が行われた。

26日の捜索では、やみくもにエリアをひろげるのではなく、見落としがないかを徹底的に確認するという方針がとられていた。大きな岩のかげややぶの中など美咲さんの背丈や体格を意識した捜索が行われていた。

隊員の方によると、山にはあまりにも草木が茂っているので、空からヘリコプターなどで地上を見渡すことが出来ないのも捜索が難航している理由のひとつだという。

また、キャンプ場周辺には人の入らない山のエリアや、また家も別荘が多いため、取材で歩いていても非常にひとめが少ない場所であると感じている。目撃情報がなく、美咲さんの所持品や靴の跡などもみつかっていないという。

26日も日没まで懸命な捜索が続く。