C.R.A.C. NORTH

わたしは、この講演会がなぜヘイトスピーチなのかを質疑応答の時間に説明しました。１）タイトルがヘイトスピーチ、２）講演会を聞いたが、やはり中身もヘイトスピーチであった。具体的に、的場のヘイト川柳と小野寺の誰でもアイヌになれるという主張。

ヘイト川柳は、紋別アイヌ協会の畠山敏さんの鮭漁を「密漁」とし、「それにつけても金の欲しさよ」とうたったもの。（他にも２つあるが酷くて書きたくない）。先住民族としての正当な権利の行使とその主張を、金銭目当てなのだと嘲笑し侮辱する。民族的アイデンティティを否定し、権利を否定している。

的場は、ヘイト川柳をわたしに批判されると、自分はアイヌに対して川柳で答えたのではなく、密猟者に対して行政が何もしないことに対してだと。川柳は支配者に対してもった庶民の知恵が川柳。江戸時代以来の日本の文化であり、これを否定するのはあなたがわたしたちの文化を否定するということと。

小野寺のアイヌにだれでもなれるというヘイトについては、アイヌ協会の会員資格と積極的差別是正措置の対象になるかどうかと帰属意識を意図的に混同したものだと指摘しました。さらに、この講演会のタイトルが差別煽動的であるのは、実際に名古屋のアイヌフェスティバルで、レイシストが講演会の

「みんな“アイヌ”になろう!!!」というチラシを持って、アイヌ衣装の試着ができるコーナーで写真を撮って嫌がらせしたこと（この講演会は、わたしたちが騒いでから一度変わっている。最初は!!!だったのが、？になっていて最初のチラシを持っていた）から明らかだと話しました。小野寺がタイトルがハテナ

だと言い逃れようとするので、ハテナつけたらなんでもヘイトスピーチじゃなくなるのかと、それがあなたの常套手段だと怒り。加えて指摘したのが、会場内でも外でも在特会やデモ参加者ばかりいるということ。日本会議は在特会か？ ...途中でマイクの音声を切られて、北にマイクを取りあげられましたが