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【競馬・ボート・競輪】

[競馬]スプリンターズS ダノンスマッシュ、4歳秋の初戴冠

2019年9月26日 紙面から

川田が騎乗し、坂路で52秒3を計時したダノンスマッシュ=栗東で

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 秋のGI第1弾の「スプリンターズS」の出走予定馬が東西トレセンで25日、追い切った。高松宮記念の無念を晴らし、GI初制覇を目指すダノンスマッシュが、栗東坂路で力強い走りを披露すれば、最大ライバルと言えるタワーオブロンドンも美浦Wで軽快スパーを消化し、GI取りをアピール。史上6頭目の春秋スプリントGI制覇がかかるミスターメロディも好気配を漂わせた。

 雄大な馬体を揺らしながら馬場入りしたダノンスマッシュは、川田を背に栗東坂路を単走。四肢を大きく伸ばし、豪快な走りを披露した。4F52秒3-37秒3-12秒0をマーク。川田は「札幌の時より、馬はだいぶしっかりしてきました。いい状態で本番に向かえると思います」と納得の表情を浮かべた。

 鞍上が「穏やかでしっかりと競馬を組み立てられるところがいい」と話すように、レースセンスが最大の武器だ。右回りの芝6F戦は【4100】と、ほぼパーフェクトな戦績を残す。中山コースは初めてとなるが、安田隆師は「かえって坂があるほうがいいと思う」と自信を口にする。

 「雰囲気やそぶりが似てきたなと思います。調教で落ち着いてる感じも。お父さんも春に負けて秋に花が咲いたので、そのあたりをまねしてほしいですね」と師は父子の姿を重ね合わせた。自身が管理した父ロードカナロアは、4歳春の高松宮記念では3着(1番人気)に敗れたが、同年のスプリンターSを制覇。その後、国内外合わせてGI6勝を挙げる名馬になった。高松宮記念4着(1番人気)からの巻き返しを狙うスマッシュ。境遇も似ている。

 「僕は川田騎手の師匠として、これまで彼に何もすることができなかった。ダノンスマッシュでいいプレゼントができたら。1番になるように期待している」。指揮官は師弟関係にある川田にエールを送る。強敵撃破で父子制覇へ-。孝行息子が偉大な父の蹄跡をなぞる。(栗東取材班)

 

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