自転車に乗っていた男児 送迎バスにはねられ死亡

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 埼玉県川口市の交差点で自転車に乗っていた小学3年の男の子(9)が学童保育の送迎バスにはねられ、病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。

 警察によりますと、25日午後4時すぎ、川口市の十字路交差点で戸田市方面へ向かっていた学童保育の送迎バスが左から来た自転車に乗った小学3年の男の子を出合い頭にはねました。男の子は病院に運ばれましたが、頭や胸を強く打って約3時間後に死亡が確認されました。送迎バスには男性運転手(74)と小学生の女の子、付き添いの職員1人が乗っていましたが、けが人はいませんでした。警察は送迎バスの男性運転手を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。現場の交差点には信号機はなく、男性運転手は「ぶつかって初めて気付いた」と話していて、警察は当時の状況を詳しく調べています。