ホーム > ゆめネットニュース一覧 > 詳細ページ
帰国報告会 浅口市青少年海外派遣事業
2019/09/22 日曜日
浅口市青少年海外派遣事業でオーストラリアを訪問していた中学生の帰国報告会が20日、浅口市で開かれました。
帰国報告会は浅口市中央公民館2階の大講義室で開かれ、海外派遣事業に参加した中学生やその保護者などおよそ50人が出席しました。
はじめに栗山市長が「向こうでお世話になった人達との関係をこれで終わらせるのではなく、これからも交流を続けて、自分の交友関係を広げてください」と挨拶しました。
このあと、生徒が各グループに分かれて海外派遣の報告をしました。
参加した生徒14人は7月27日から8月7日までの12日間、浅口市の姉妹都市であるオーストラリアのティーツリーガリー市でホームステイをしながら現地の学校や市役所、カンガルー島などを訪れ、異文化にふれました。
生徒たちは「現地の高校で日本の授業では体験できないラグビーをすることができた」「ホームステイ先では言葉の壁に戸惑ったが相手が積極的に話しかけてくれたので、実践的な英語を学ぶことができた」などと海外派遣で感じたことを話しました。
発表を聞いた保護者からは「英語に興味を持つきっかけになってくれてよかった」「現地での交流を今後の生活にも是非、活かしてほしい」などといった子どもの成長を喜ぶ声が上がっていました。
浅口市では、国際社会に対応できる人材育成と、姉妹都市であるオーストラリアのティーツリーガリー市との友好交流の発展を目的に、平成8年から中学生を対象に青少年派遣事業を毎年行っています。
参加した生徒は
「初めて会ったにもかかわらず多くの話かけてもらえたのがうれしかったです。ホストファミリーと話をするときに早口で分かりにくかったですが、少しずつ慣れていきました」
「自分の持っている英語スキルが通用せずに戸惑いましたが、ホストファミリーと色んな所を観光出来たのが楽しかったです」
「英語で積極的に話すことが大変でした。向こうから海外派遣に来た人達にコミュニケーションをとって積極的に話しかけたいです」などと話していました。
最後に中野教育長が「海外派遣での経験を今後の生活にしっかり活かしてください。皆さんのこれからの活躍を期待しています」と生徒を激励し、報告会を締めくくりました。
兼井翼