• 活動日記 in 名古屋

    連日、世間を騒がせている「中高年の引きこもり」。対応が追い付かないほど全国から相談が殺到している。
    今日は、約25年間、引きこもりを続けている47才男性のお宅を訪問。

    こちらの家庭は、早くに父親を亡くし、高齢の母親が彼の面倒を見ていた。しかし、経済的に苦しくなり自宅を売却、姉が母親を引き取ることになった。
    退去まで残り1週間!本人は家族の話し合いに応じない。行政の支援も頑なに拒否。健康状態も悪く、医師の診察も嫌がっている。
    「見守りましょう」「待ちましょう」「本人の意思に任せましょう」など机上論で語られる支援方法は、リアルな現場で一切通用しない。
    また、保守的な人達に非難されるかもしれないが、僕は困っている人を見捨てることができない
    彼自身も出口の見えない闇で苦しんでいたと思う。だかからこそ僕の話には耳を傾け、自らの意思で支援を受けることを決意してくれた。
    いつも言うが「誰しも立ち直るきっかけを探している」。しかし、そんな当事者を中途半端に対応し、たらい回しにした結果が「引きこもり問題」を長期複雑化させている現代社会。
    今日も一人、新たな一歩を踏み出しました!

2 Comments

  1. 西脇 敏廣 says: 2019年6月4日 at 9:19 AM返信

    私の知り合いの孫(男)が、大学4年生から、親から大学留年で叱られて突如引きこもり、親も対応できず長期化しており、今朝のテレビ番組で廣岡さんを知り、お力添えをお願いしたくメールしました。

    • masa says: 2019年6月5日 at 2:08 PM返信

      西脇さま
      コメントありがとうございます。お孫様の件、お話をお伺いしたいと思います。恐れ入りますが、当センターの総合窓口 0120-481-710にお電話を頂き、受付の臨床心理士または専門の支援員に内容をお知らせください。私からも申し伝えておきます。 廣岡政幸

コメントをどうぞ