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世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 作者:月夜 涙(るい)

第六章:暗殺者は選択する

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第三話:暗殺貴族は禁断の果実を手にする

ヤングエース様から、コミック一巻が10/4に発売されますよ! ぜひ、買ってください!

 宿で朝食を食べている。

 あまり期待はしていなかったが、悪くはない。

 栄養はしっかりと考えられているし、腹も膨れる。


「ふんふんふん♪」


 ディアは上機嫌だ。

 昨日の夜に愛し合ったからだろう。

 彼女の場合、滅多にそういう気分にならないのだが、一度スイッチが入るととことん甘えてくる。

 そんなディアをタルトが羨ましそうに見ていた。

 別に昨日のことを俺やディアが話したわけじゃないが、なんとなく伝わってしまうものだ。


「あの、今から帰るんですか?」

「ああ、手紙を出したらすぐに」


【生命の実】のことが気になって仕方がない。

 最悪、【鶴革の袋】が内側から壊される危険性もあるため、悠長にしている場合ではないのだ。

【鶴革の袋】を使わずに【生命の実】を安全に持ち運ぶ術は存在しない。

 一応、特殊な合金で包んでいるが気休めにすぎないのだ。


「じゃあさ、お土産買っていく? ほら、たまにはそういう親孝行もいいと思うよ」

「この街でか? あまり、お勧めはしないな。……とりあえず、手紙を出しに行くついでに露店でも覗くか」

「そうしよ。良さそうなものがなかったら、無理に買う必要もないし」


 話は決まったし、食べ終わった。

 さっそく出発の準備をしようか。


 ◇


 大通りを歩き、郵便局を目指す。

 一番いい宿であれだったことからわかるようにこの街は治安が悪い。


 どれぐらいやばいかと言うと、女性一人では歩くのはよほど腕に自信がない限り、お勧めできないぐらいだ。大通りを歩けばいいなんて、そういう甘いことを考えれば取り返しがつかなくなる。


 ここの領主とは面識はあるのだが、かなり奔放な方だ。

 街の方針も大雑把。完全に来るもの拒まずで、犯罪者であろうが国外の人間であろうが、なんだって受け入れる。

 そして、ろくに法が存在しない。ここで起こったことはすべて自己責任なのだ。強盗にあっても、殺されても、レイプされても、泣き寝入りするしかない。


 まともな人間はここによりつかない。

 ここにいるのは、ここしか居場所がない人間か、あるいはこういう場所だからこそ行える商売をしている人間がほとんど。

 他の街では違法とされる商品だって普通に並んでいるし、盗品市が街の主要な産業なんてありさまだ。


 ……そういう街なので、さきほどから次々とディアとタルトに害虫がよってくる。俺がいるにも関わらずにだ。

 下心もあるだろうが、二人ほどの美少女だと金になると彼らは知っているし、誘拐を咎めるものがいない。

 ここでは人間すら商品。美少女はとても良い値がつく。

 害虫どもにとって二人を誘拐して売り飛ばすのは、金が落ちているから拾おう、そういう感覚なのだ。


「あの、さっきからルーグ様、本当に容赦ないですよね」

「うわぁ、また、ぶっ飛ばしたよ。いい放物線だね」

「言葉が通じないなら、こうするしかないだろう」


 いちいちそういう害虫を相手にしていると疲れるので、下心をもって近づいて来た奴らは、声を発する前に風のアッパーで顎を揺らして眠ってもらうことにしたのだ。

 ディアとタルトはこんな害虫を簡単に駆除できるだけの力はあるが、大人の男から獣欲を向けられるのは怖いようで、俺にしがみついている。


 二人を怖がらせている時点で有罪であり、容赦はしない。

 それから、少し歩いたところでディアが立ち止まる。


「うわぁ、素敵なネックレスが売ってるね。使ってる宝石もいいし、細工もすごく細かくていいセンス。しかも安いよ、これ、三倍の値段がしてもおかしくないよ。これ、お母様に買っていくのどうかな?」


 なんの変哲もない露店に、一流の美的感覚を持つディアですらうなるほどのネックレスが置かれていた。

 あれなら、貴族の社交界につけていっても恥ずかしくないどころか一目置かれる。それほどの品だ。


「止めておいたほうが良い」

「あれ、間違いなく掘り出しものだよ。偽物って疑ってるのなら、そうじゃないって保証するよ」

「あれだけの品が、あの値段で売られているから逆にやばいんだ。たぶん盗品だ。この街がどんな街か教えただろう」

「あっ、そうだった。……うん、あれだけ立派なネックレスだと見る人が見れば、出自が一発でわかっちゃうよね」


 この時代は大量生産されているものは少ない、とくに宝石細工の一級品なんてものは名のある職人が作った一品物がほとんどだ。

 だからこそ、盗品をつけて社交界に出ようものなら、あっさりとバレて笑いものになる。


 普通なら、宝石を取り外してばらばらにして売る。しかし、あのネックレスはいい宝石を使ってはいるが、それ以上にデザインの良さと超絶技巧の細工で価値が生まれており、ばらして売ると価値が激減する。

 だから、ネックレスのまま訳あり価格で売る。


 ああいうのを買う奴は、盗品を身に着けているとバレても構わないような立場の人間か、あるいは所持さえできればいいと考えている者だ。

 この盗品市は、盗んだものを安全に換金したい泥棒と、割安でいいものを手に入れようとする奴らとでバランスが取れている。

 たとえば、中央に出ない田舎貴族などは盗品だとばれるリスクが低く、かしこい買い物と言いながら、盗品市に通うものもいる。


「うーん、残念。お母様もああいうのを一つぐらいつければって思ったんだけどね」

「母さんは、そういうの興味がないからな」


 トウアハーデは男爵でありながら、その医療技術と裏の暗殺家業で、そこらの子爵よりはずっと稼いでいたりする。

 贅沢をしようと思えばできるが、母さんはそれを望まない。


「だからこそだよ。だれかが押し付けないと、いつまでもお洒落しないよ。いい機会だって思ったんだ。ルーグのプレゼントなら絶対喜ぶもん」


 たしかにそうかもしれない。

 母さんは気にしてないとはいえ、社交界で宝石類を身に着けない母さんを笑う連中がいるのもまた事実だ。

 彼らを見返してやりたい。


「……よし、マーハに頼んで、ムルテウから良い宝石を送ってもらおう。ただ買っただけのネックレスなら、母さんは申し訳無さそうにして断るだろうけど、俺が作ったネックレスなら喜んで身につけてくれると思う」


 そう決めて、さっさとその場から立ち去る。


「ここで買わないの? ほら、その、ばらばらにされた宝石が安く売られてるよ。そっちなら、ね?」

「たしかにそっちなら、盗品だとばれることはないし割安だ。だけど、母さんがそういう出自のものを付けてるのは嫌なんだ。第一、一緒に俺たちの婚約指輪も作るんだ。ディアだって嫌だろ、婚約指輪にそういう宝石を使うの」

「うっ、たしかに。って、今、さりげにとんでもないこと言ったよね! 婚約指輪って何!? 聞いてないよ!」

「宝石の話をしたのと、こうやって次々と他の男がよって来るのを見て、婚約指輪のことを思い出したんだ。ほんとうは、もっと早く作るつもりだったんだけど、ばたばたして忘れてた」


 俺とディアは婚約している。

 この国では、兄妹の婚約なんて珍しくもなんともないので、隠す必要はない。

 むしろ、婚約指輪があれば害虫避けになっていいだろう。


「……うれしい。そういうの、見える形になるってどきどきするね」


 ディアが俺の裾を掴んだまま顔を伏せる。


「楽しみにしておいてくれ。いいのを作るから」


 二人の婚約指輪だ。

 生半可なものを作るつもりはない。材料から拘る。オルナのネットワークを使い、最高品質のものを手に入れてやろう。

 せっかくだし、いざっていうときに攻撃魔法を使えるようにしておくか。ファール石もそうだが、宝石によっては魔力との相性が良く魔力を貯め、術式を刻める。


「おめでとうございます。ディア様」


 タルトが笑顔で祝福する。

 しかし、その表情にはほんの少し、俺でなければ気付かないほどの悲しさと羨ましさが混じっていた。

 俺は苦笑し、タルトの頭にぽんっと手を乗せる。


「なに、他人事みたいに言っているんだ? タルトの分も作るに決まっているだろう」


 タルトが両手で口を抑えて、俺の顔を見上げる。目がうるんでおり、こらえきれない涙が溢れた。


「あの、その、とっても、とっても、うれしいですけど、その、私、使用人で、平民で、いいんですか?」

「いいに決まっている。それとも、婚約は嫌か?」

「嫌じゃないです!」


 すごい剣幕だ。

 まるでおもちゃを取り上げられそうになった子供のよう。


「タルトのそういうところって、めんどくさくて、可愛いよね」

「ああ、そうだな」

「ううう、二人共、意地悪ですぅ」


 三人で笑い合う。

 二人とも可愛くて愛しい。

 俺は二人のためなら、なんでもできるだろう。


 ◇


 昨日作った報告書が伝書鳩によって王都へと運ばれていく。

 それを見届けたあとはトウアハーデの屋敷に戻る。

 そして、領内の通信機を使い、マーハに予算とどんな宝石がほしいかを伝え、取り寄せを依頼して、裏山に来ていた。

 そこは領民ですら立ち入り禁止であり、タルトとディアにも何があっても近づくなと言っていた場所。

 つまり、何があっても被害を受けるのは俺だけで済む。


「さて、鬼がでるか、蛇がでるか」


【鶴革の袋】から、いよいよ【生命の実】を取り出す。

 期待と不安、その両方が胸の中で暴れていた。

 さあ、魔王を呼び出すための力、どれほどのものか試してやろう。

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