楽天は24日、楽天生命パーク内で、育成枠で獲得した王彦程(ワン・イェンチェン)投手(18)=台湾・穀保家商高=の入団会見を行った。
来日した家族も見守る中、石井一久ゼネラルマネジャー(GM)は「異国の地で不安もあるだろうが、(セットアッパーで活躍する)宋家豪のようにここ(1軍戦の)楽天生命パークを舞台にできるよう、頑張ってほしい。そのための環境を整えてあげたい」と、バックアップを約束。
王は昨年からU―18台湾代表としてU―18侍ジャパンと対戦。いずれも日本戦で勝利投手となり、昨年のアジア選手権準優勝、今年のW杯優勝に貢献した左腕は「中日に入った根尾らが印象に残っている。プロの世界で彼らと対戦するのを楽しみにしている。1日でも早く支配下選手になって、チームの勝利に貢献したい」と意気込んでいた。