【芸能・社会】波瑠主演新ドラマ主題歌はそっくりさんボーカル・緑黄色社会2019年9月25日 紙面から
愛知出身の男女4人組バンド「緑黄色社会」が、女優の波瑠(28)主演のTBS系連続ドラマ「G線上のあなたと私」(10月15日スタート、火曜午後10時)の主題歌「sabotage」(サボタージュ)を書き下ろした。初のドラマ主題歌担当となった4人は同曲をキャストに届けるため、このほどドラマの撮影が行われているスタジオを表敬訪問。顔がそっくりなボーカル長屋晴子(24)と波瑠の奇跡の対面が実現した。 ドラマは、寿退社間際に突然相手から婚約破棄を告げられた主人公・小暮也映子(波瑠)が、放心状態で立ち寄ったショッピングモールで、バッハの「G線上のアリア」の生演奏を耳にしたのをきっかけにバイオリン教室に通い始めるという筋立て。同じクラスの大学生役・中川大志(21)や主婦役の松下由樹(51)が加わり、ちょっぴり切ない恋物語が描かれる。 佐藤敦司プロデューサーは「そんなくじけそうな時、緑黄色社会さんの背中を押して勇気を与えてくれるメロディーとストレートな歌詞で優しく包み込んでくれるパワーを確信し、主題歌をお願いしました」とオファーの経緯を明かした。 原作となったいくえみ綾さんの人気同名漫画をもとに緑黄色社会が書き下ろした「sabotage」は、自分らしさを追い求め、もがき挑戦し続ける日々に勇気を与える応援歌。10月16日に先行配信、11月6日のCDリリースも決定した。 長屋は「この作品が描く、不器用ながらもがむしゃらな姿勢に心打たれて今回書き下ろしさせていただいた『sabotage』という楽曲が、作品のキャラクター達にとっても、これからドラマをご覧いただく皆さんにとっても、ぐっと前を向くきっかけになったらうれしいです」とコメントを寄せた。 他のメンバーとともにスタジオをサプライズ訪問した際は、主題歌の音源とともに、舞台となる大人のバイオリン教室にちなんだ特製ケーキを差し入れ。大喜びした波瑠は「追い風が吹くようで元気が出る、前向きな楽曲だと思いました。緑黄色社会の皆さんのように、私たちもそれぞれの旋律を重ねながら物語を紡いでいけたらと思います。この曲を応援歌に頑張ります!」と感謝を伝えた。 そんな中、長屋は少々遠慮がちに「大阪駅で波瑠さんに間違われたことがあるんです」と本人に告白。確かに、並べばそっくりの2人に周囲は大盛り上がりとなった。
<緑黄色社会> ボーカル長屋晴子が、高校の同級生の小林壱誓(ギター)とpeppe(キーボード)、幼なじみの穴見真吾(ベース)らとともに2012年に結成したバンド。全員が愛知県出身・在住。バンド名を決める際、長屋が持っていた野菜ジュースを見た他のメンバーが「緑黄色野菜とかどう?」と冗談で言ったところ、また違うメンバーが「緑黄色社会?」と聞き間違えたが、妙に響きが面白いという理由で決定した。昨年11月にミニアルバム「溢れた水の行方」でメジャーデビュー。
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