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2019年9月25日 紙面から
DeNAに完敗し、CS進出の可能性が消滅。グラウンドに一礼して引き揚げる与田監督(谷沢昇司撮影)=ナゴヤドームで
クライマックスシリーズ(CS)進出の夢がついえた。中日は24日、ナゴヤドームでのDeNA戦に1-7で完敗。3位以上の可能性が消え、7年連続のBクラスが確定した。先発のエンニー・ロメロ投手(28)が1回にいきなり4点を失い、打線は福田永将内野手(31)の18号ソロによる1点のみ。投打ともに良いところなく敗れた。このオフは積極的な補強に動く見通し。来季こそ、歓喜のシーンを見せる。
9回2死、高橋が空振り三振に倒れると、ナゴヤドームはやりきれない空気に包まれた。3位の可能性が完全消滅。大きな目標だったCS進出の夢が今季139試合目に消え、2リーグ分立後の球団ワーストを更新する7年連続Bクラスが確定した。いつもと同じように行ったファンへのあいさつでは、高橋が、平田が、福田が、悔しそうな表情を浮かべた。
「もう、事実は全て受け入れた上で、また明日からの戦いに切り替えていくしかない」。ファンへのあいさつでは口を真一文字に結んでいた与田監督は、3位が完全消滅したことを振られると、こう言った。指揮官の言う通り、残念な事実を受け入れるしかない。それが、ただただ悔しい。
シーズンの大詰めで驚異の粘りを見せた。8月31日時点で3位に6ゲーム差をつけられながら、9月3日から6連勝、同16日からは4連勝し、3位の広島に1・5ゲーム差まで迫った。だが、ここまでだった。
何が足りなかったのか? そんな問いかけに、指揮官は「それはシーズンが終わってからお話しします」と、この日の明言を避けた。ただ、さまざまな要因は思い浮かぶ。
戦力層の薄さにもかかわらず、要所で主力の故障者が出たことは確かに痛かった。5月中旬に平田、8連勝と波に乗っていた7月中旬にはアルモンテと高橋が相次いで離脱。とはいえ、多くの課題を克服できなかったこともBクラスに沈んだ要因だった。
その一つは、ここぞという場面での勝負強さ。チーム打率はリーグトップながら、なかなか得点に結び付かなかった。この日も数少ない好機だった1-4の5回2死三塁で代打・堂上が、6回2死一、三塁ではビシエドが倒れ、初回の1点のみに終わった。
先発のロメロが制球難から初回に4失点。左腕が抱えていた課題も克服させることができず、大事な試合で痛恨の結果を招いた。
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