トランプ大統領が欲しい勲章は朝鮮戦争終結と、それに伴いノーベル平和賞を受賞することだと予想する。
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サンフランシスコ講和条約後に結ばれた日米安全保障条約
日米案税保証条約を結ぶにあたって、密約があった。それはアメリカから復興資金を借り入れる代わりに、日本の航空権、電波権、国防権をアメリカに譲渡するというものだ。時は朝鮮動乱の時代。共産化を恐れる米国が日本は共産化の防波堤になって欲しいとし、日本の復興と成長を許した。当時の吉田茂首相はこの密約にサインし、そして日米安保にもサインした。
密約の内容
- 航空権をアメリカに譲渡
- 電波権をアメリカに譲渡
- 国防権をアメリカに譲渡
- アメリカから日本に復興資金30億ドルを貸付
密約にサインしなかった首相は、石橋湛山と鳩山由紀夫のみ
歴代の総理大臣がこの密約にサインしてきた。しかし、石橋湛山と鳩山由紀夫はサインしなかった。
石橋湛山(Wikipediaより)
戦勝国アメリカに勇気ある要求をした石橋は、国民から“心臓大臣”と呼ばれるもアメリカに嫌われ、1947年(昭和22年)に第23回衆議院議員総選挙で静岡2区(中選挙区)から当選したが、公職追放令をもってGHQにより公職追放された。この公職追放は吉田茂が関わっていると云われた。1951年(昭和26年)の追放解除後は、吉田の政敵であった自由党・鳩山派の幹部として打倒吉田に動いた。この時期に立正大学から懇請されて、学長に就任した。
鳩山由紀夫がサインしなかったのは、どうやら石橋湛山と関係がありそうだ。なぜなら、石橋湛山は自由党・鳩山派の幹部として打倒吉田に動いたからだ。そのこともあって、鳩山由紀夫はサインしなかったのかもしれない。
2013年にアメリカからの借入金を完済
完済したことで、航空権、電波権、国防権が戻り始めている。電波権が戻ってきたことで、東京スカイツリーを建てることができた。
ところで、密約はそもそも朝鮮動乱の時期に交わされたものである。それゆえに、最終的な目標。朝鮮戦争終結を目指しているのが世界の流れだ。トランプ大統領がその人になる可能性がある。
トランプ大統領。朝鮮戦争終結でノーベル平和賞を狙っている
トランプ大統領がG20の前に日米同盟は不平等という発言をしたが、それは密約も終わったし、国防権を返しても良いよというサインであった。あの発言には密約の話が関わっていたのだ。もしも、トランプ大統領が時代の流れで朝鮮戦争を終結させることができれば、ノーベル平和賞を受賞することもあり得ると、わたしは思う。
トランプ大統領の北朝鮮への熱意は、そう考えるとピンと来るものがある。
トランプ大統領。朝鮮戦争終結でノーベル平和賞。夢物語ではない気がする。
著者:Kayo