大相撲秋場所で2度目の優勝を果たした関脇御嶽海(26)=出羽海=が23日、千秋楽から一夜明けて東京都墨田区の出羽海部屋で会見。大関とりを目指す九州場所(11月10日初日・福岡国際センター)に向けて「そこを倒さないと大関には上がれない。倒してこそ認められる」と休場で対戦が実現しなかった鶴竜、白鵬の両横綱撃破を目標に掲げた。
大関昇進を預かる日本相撲協会審判部は、九州場所を大関とりでないと位置付ける一方で「成績次第で考える」と含みも持たせる。初優勝した昨年は大関とりに失敗し、慎重論は百も承知だ。「自信で相撲を取ってる。自信しかない」と今場所の快進撃を再現し、御嶽海自らが昇進ムードを盛り上げていく。