相変わらずの天然ぶりを発揮だ。渋野は18番グリーン上での表彰式や写真撮影を終え、優勝会見のためメディアルームへ歩を進めた。すると、部屋の前で「ちょっと待ってください」とひと言。ドアの横に置かれていた、地元・美浜町名物のえび煎餅をめざとく見つけて「コレ、食べていいですか?」と突然のおねだりだ。2枚、3枚と口に入れると「やばい、メッチャおいし~い。私も同じのもらってるので、あとで食べるのがメチャ楽しみ~」と、もぐもぐしながら水をグビッと飲んでから記者会見した。
さらに優勝会見後、関係者とのフェアウェルパーティー。お礼のあいさつの後「(V副賞の)牛一頭って、どうやって来るんですか?」とマイクを持ったまま質問した。初優勝した5月サロンパス杯の副賞だった常陸牛が「家に届いたけど、冷蔵庫に入りきらん。新しい冷蔵庫が欲しい」と話していたシブコ。入念な取材に余念がなかった。