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【高校野球】

中京大中京はエース高橋宏斗だけじゃない!「10番」松島元希の好投で4強決めた「2枚看板」監督も信頼

2019年9月22日 0時34分

力投する中京大中京の松島元希投手=小牧市民球場で

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◇21日 秋季高校野球愛知県大会・準々決勝

中京大中京10―1岡崎学園(7回コールドゲーム)

 背番号10が安定感抜群の投球を見せた。中京大中京の左腕、松島元希投手(2年)が3回戦の愛知高戦に続いて先発。打線の援護を受けながら6イニングを4安打1失点、8奪三振と好投した。4強入りを決めるとともに東海大会出場に前進した。

 「試合前のブルペンの出来が良くなく、どうなるかと思った。2回以降は自分の投球ができた」

 立ち上がりは制球が不安定。だがカーブやチェンジアップで打者のタイミングを外し、徐々に本来の投球を取り戻した。164センチ、70キロと小柄ながら、筋力はチーム屈指。今夏の練習試合で147キロを連発し、この日も最速143キロを計測した。注目の大型右腕、高橋がエースに君臨するが、高橋源一郎監督(39)は「2枚看板だと思っている」と松島にも厚い信頼を寄せる。

 「宏斗(高橋)一人では投げきれない。エース以外にも、いい投手がいるところを見せたい」と松島。最速140キロ超の1年生右腕、畔柳も控え、今年の中京大中京は投打とも盤石だ。

 

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