秋季高校野球愛知県大会の準決勝が22日、愛知県小牧市の小牧市民球場であり、愛工大名電は豊川に13―2で5回コールド勝ち。1年生エース、田村俊介投手が5イニングを5安打2失点、3番を打つ打撃でも3安打1打点と投打で活躍した。
田村は、打線が3点を先制した直後の1回に四球と3連打で2点を失ったが、2回以降は緩急を使って、豊川打線を封じた。これで、決勝進出を決めるとともに、秋季東海大会出場が決定。8回コールド勝利した準々決勝の中部大春日丘戦に続いて、2試合連続で1人で投げきった最速140キロ左腕は「東海大会も一戦一戦、勝っていきたい」と来春センバツを見据えた。