県岐阜商と大垣商、静岡では藤枝明誠と加藤学園が決勝に進出し、秋季東海大会(10月26、27、11月2、3日、岐阜・長良川、大垣北公園)出場を決めた。
8年ぶりに秋季東海大会出場を決めた大垣商は、背番号4の先発右腕・水野塁の粘投が光った。1、3回に自らを援護する適時打を放って気を良くすると、多彩な変化球を駆使して大垣日大の強力打線と勝負。7イニング1/3で9安打を許したものの、逆転は許さなかった。「相手の打者は甘いコースに投げると長打にしてくるので、コントロール重視でいきました。今日は自分自身に『よくやった』と言ってあげたい」と満足げ。有賀監督は「よく踏ん張ってくれました」とたたえた。