EXILEのステージで登坂、今市がソロ初ドーム　「LDH PERFECT YEAR 2020」発表

　ダンス＆ボーカルグループ「ＥＸＩＬＥ」や「三代目Ｊ　ＳＯＵＬ　ＢＲＯＴＨＥＲＳ」（ＪＳＢ）らの所属事務所「ＬＤＨ　ＪＡＰＡＮ」は２２日、来年開催する「ＬＤＨ　ＰＥＲＦＥＣＴ　ＹＥＡＲ　２０２０」の公演概要の第１弾を発表した。最大の注目は、ＥＸＩＬＥと三代目ＪＳＢのボーカル登坂広臣（３２）と今市隆二（３３）によるドームツアーだ。

　「ＰＥＲＦＥＣＴ　ＹＥＡＲ」は同社がファンへの感謝とＬＤＨの挑戦をテーマに開催する６年に１度の祭典。３回目となる来年は、所属アーティストが総力を挙げて年間３００万人の興業動員を目指す。１年間を４つのシーズンに分け、それぞれのシーズンごとに４つのテーマでエンターテインメントを展開する。

　シーズン１のテーマは開幕の炎を燃やす「ＩＧＮＩＴＩＯＮ」。２０２１年にデビュー２０周年を迎えるＥＸＩＬＥが初陣を飾る。１月１９、２０日のヤフオク！ドームを皮切りに、２月６、７、１０、１１日にナゴヤドーム、同２１、２２、２５、２６日に京セラドーム大阪でドームツアーを開催。０１年のデビューから現在までに発表した楽曲で構成するベストライブとなる。

　そのスケジュールの合間を縫い、ＥＸＩＬＥのステージを使って登坂と今市がスペシャル・ショーケースライブを行う。２人は同じ日に時間を半分ずつ分け合い、それぞれの世界観で構成されたソロライブを展開。ともに単独でのドームステージは初めてとなる。

　この日、東京ドームで行われた三代目ＪＳＢの公演でも発表され、ファンは大喜び。登坂は「２０２０年、僕ら三代目は１０周年という年になります。１０周年をメンバーみんなでファンの皆さんとみんな一緒に作り上げていくことを考えていますので、最高の１年をみんなと一緒に祝いたいと思います」と語った。

　シーズン２以降のテーマは、「ＩＭＡＧＩＮＡＴＩＯＮ」「ＩＮＦＩＮＩＴＹ」「ＢＥＹＯＮＤ　ＴＨＥ　ＢＯＲＤＥＲ」で、三代目やＧＥＮＥＲＡＴＩＯＮＳらも加わった熱いステージが期待できそうだ。

　女性ユニットの「Ｅ－ｇｉｒｌｓ」＝写真＝は２年ぶりとなるアリーナツアーの開催が決定。デビュー年の２０１１年からこれまでのヒット・シングル曲をふんだんに盛り込み、ファンに恩返しする。

　ＰＥＲＦＥＣＴ　ＹＥＡＲ初参戦となる１６人組の「ＴＨＥ　ＲＡＭＰＡＧＥ」も結成５周年の集大成となるライブを各地のアリーナで行う。　今年５月にデビューした新進気鋭の７人組「ＢＡＬＬＩＳＴＩＫ　ＢＯＹＺ」も初のライブツアーが決まった。デビューから約９カ月での単独ツアーはＥＸＩＬＥ　ＴＲＩＢＥ（一族）史上最速となる。