(アンディ・チャンのアメリカ通信より一部抜粋)
 ヒラリーが国務長官となった2009年ごろから機密でないスマホとクリントン家にサーバーを使ったことが問題になった。
2012年にベンガジ事件が起きてオバマとヒラリーの大罪を隠そうとしたことから政府高官の介入と隠蔽操作がどんどん増えて行った。

 ベンガジ事件は今でも詳しいことが明らかになっていない。
始まりはアメリカ(オバマとヒラリー)が中東の「イスラム革命勢力」に秘密裏に武器を提供して「独裁政権」を倒したことである。
 2010年にチュニジアでジャスミン革命を起こし2011年にベンアリ政権を倒した。
この時にアメリカが提供した武器をリビアに移し、2011年2月から10月までかけてリビアのカダフィ政権を倒した。


ここまではアメリカが武器を秘密裏に提供していたことが既にわかっている。
革命勢力集団とは、イスラム主義を標榜するテロ組織・アルカイーダと言われている。


   ●ヒラリー・クリントン「私達がアルカイダを作った」

   


 カダフィを始末した後でアメリカ(オバマとヒラリー)は提供した武器を取り戻してシリア政権を倒すつもりだったが、革命勢力は武器の返還を拒絶し、ヒラリーの代理ブルメンソールは交渉が難航したのでアメリカ大使が秘密交渉に出る必要があった。
2012年7月ヒラリーは「秘密の護衛無しの行動」で駐リビア大使スティーブンス氏を首都のトリポリからベンガジに派遣した。
そして9月にベンガジの領事館が攻撃された。
ヒラリーとオバマはホワイトハウスに籠って協議しながらスティーブンスの7時間に渉る救援コールを無視した結果、スティーブンス大使など4人が殺害された。

とろがオバマはこの秘密交渉を隠蔽するためスーザン・ライス国連大使を使ってベンガジ事件を「反モスレムDVDが原因の暴動」とウソのニュースを発表した。
これがベンガジ事件のあらましである。

ベンガジ事件が発生したあと、「司法の監督」Judicial Watch社(JW)はアメリカの情報公開法(Freedom of Information Act)を根拠にしてベンガジ事件の全てのデータの公開を求めた。
国務院や司法部、CIAやFBIなどはデータの提供をかなり遅らせていたが2014年になってから提供したデータにはヒラリーの交信記録がスッポリ欠如していたのである。
その後国務院はヒラリーのデータは個人のサーバーにあったので国務院の記録になかったと弁解した。
 
JW社は「ドーナッツの穴」みたいにヒラリーのメール記録が欠けているとして再調査を要求した。
2012年12月5日になってようやくヒラリーの住宅から12箱のデータが届けられた。
これでヒラリーが個人サーバーを使用していたことが明らかになり、
2013年2月にNYタイムスがヒラリーの個人スマホとサーバーの無許可使用をすっぱ抜いたのでヒラリーの犯罪事実が明らかになったのである。

 それでもヒラリーの提供した資料には33000通のメールが勝手に消去されていた。
追及が始まるとヒラリーはテレビに出演して、個人のスマホ12個をハンマーで叩き潰し、サーバーのデータをフッ酸で完全に消した行為を笑いながら喋ったのである。
最近になって消去された33000通のデータはホワイトハウスから発見され、他にも他の箇所にコピーしたと言う新事実が発見されている。

 2016年にヒラリーが選挙に立候補したがオバマ政権はベンガジ事件やヒラリーの違法行為を隠すため絶対にヒラリーを当選させねばならない。
そこでヒラリーの金で英国の元スパイを使ってスティール文書をでっち上げた。
しかもスティール本人は何度もFBIと直接の連絡がありFBIから支払いを受けていた。
2016年5月、コーメイFBI長官は調査でヒラリーの違法を認めたが不起訴とした。
しかも投票日の一週間前にウマ・アベディンの夫のパソコンからヒラリーの交信データが発見されたがコーメイ長官は再びヒラリーを不起訴とした。

 これだけたくさんの隠蔽工作を行ったにも拘らずトランプが当選したのである。
ヒラリー陣営、オバマ政権の高官たちはパニックに陥った。
そこで罪の隠蔽工作にかかわった政府高官たちは続けて罪を隠すため、再びガセネタのスティール文書を使ってトランプのロシア癒着の調査を続けたのであった。
ところがマラー検察官の調査結果は癒着の証拠がないと結論したのである。
その代りマラー氏はトランプの潔白を証明できないと結論したのである。
証拠がなければ無罪であるのに無罪ではないと言う結論でトランプの罪の調査を続けさせた。


 ベンガジ事件はアメリカがイスラムテロ集団に武器を提供した国際陰謀である。
オバマとヒラリーの壮大な犯罪が明らかになれば国家の一大事だ。
これはアメリカ有史以来の巨悪犯罪事件である。

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