自民党元副総裁の金丸信の次男信吾氏が代表を務める訪朝団が
北朝鮮を訪問されました。
日本との国交正常化を前提に莫大な血税が流されようとしている空気が感じられます。
父・金丸信とはどの様な人物かを、ここで確認したいと思います。
今から29年前、訪朝(帰郷?)した金丸信氏と金日成主席との会談です。
(参考)日朝「密室利権外交」小史(上) p94
国交正常化を急ぐ金日成に、金丸信は
「お国(北朝鮮)は百億ドルを要求できる」と答えた。
http://www2s.biglobe.ne.jp/%257enippon/jogdb_h20/jog560.html
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会談の冒頭で、金日成は次のように話を始めた。
●金日成
「金丸先生のご先祖が、わが国から渡られたことは、よく存じております。
私どもとしては、本当に嬉しく思うばかりです。」
(略)
「先生は、自民党の指導者であり日本の政治を動かしておられる。
朝日正常化実現に、力を貸していただきたい。」
●金丸信
「それほどおっしゃるなら、そうしましょう」
「80億ドル(約一兆円)」の約束
・・・金丸の約束に、金日成は満面の笑みを浮かべた。
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この次男・金丸信吾氏が今回訪朝されました。
『日本が行った罪を反省』(・。・?
韓国のベストセラー「反日種族主義」の中で
朝鮮から頼み込まれた結果に、日本が統治することとなった併合の時代について
元ソウル大学教授らが「日本による収奪はなかった」、また戦時に
「従軍慰安婦の強制連行はなかった」等を主張されていますが
これに対し、先日北朝鮮の朝鮮中央通信(平壌9月13日発)が猛反発しました。
何故反発したかについて、韓国人記者高英起氏曰く
「日韓と異なり、北朝鮮と日本の間では何ら過去清算はなされていない。
近い将来に日朝が国交正常化できるかどうかは未知数だが、過去清算が両国間の大きなテーマとして存在する。北朝鮮にとっては、そのテーマの「価値」をき損しかねない同書の主張は、腹に据えかねるものなのかもしれない。」(デイリーNKジャパン9/17)
・・・う~ん。「過去清算」(・。・?
日本統治時代、我が国は日本人の税金から2割を割いて韓半島に投資をしました。
その日本の誠意に対し戦後、北朝鮮は日本人を拉致し、
国家犯罪を、日本人に「なりすまし」て行うなど、我が国を貶め続けてきました。
「金丸信」副総裁は、この日本から寄生虫のように莫大なお金を北朝鮮に流していたとも言われています。
以下、冒頭抜粋した金丸氏と金日成との会談です。
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━―━―━ 日朝「密室利権外交」小史(上) ━―━―━
■1.北朝鮮で姿を消した金丸信・元副総理■
1990(平成2)年9月、金丸信・元副総理と田辺誠社会党副委員長をリーダーとする訪朝団が、平壌北東の名勝地・妙高山の別荘で金日成主席と会見した。(略)
金丸は、会見後、北朝鮮側から「主席が、二人でお話し したいとおっしゃっています。少しお残りください」と耳打ちされていたのである。
すべては北朝鮮側の筋書き通りだった。
その晩、金日成は金丸だけのために、特別の宴席を用意した。
同席したのは、北朝鮮側の通訳ファン・チョル、そして日朝双方の警備員だけで、日本側の通訳は同席していなかった。この密室会談で何が約束されたのか、日本側にはまったく記録は残っていない。
のちに金丸が政治資金規正法違反で捜査された際に、刻印のない金の延べ棒などが見つかり、北朝鮮との国交樹立や経済援助の開始を試みた代償として北朝鮮側から貰ったものではないか、との噂が流れた。
わが国の対北朝鮮外交は、国民に公開された正規の外交交渉ではなく、一部の政治家や外交官が、北朝鮮から利権を餌に一本釣りされて、密室の中で話を進めるスタイルが跋扈してきた。
金丸信はその代表的人物の一人である。
(管理人加筆)この、北朝鮮から渡ってきた金丸信氏が北朝鮮に何をしたかは
今回平壌で金丸氏の生誕105年を祝う式典があった事からもうかがい知ることが出来ます。
その次男・信吾氏が、また同じ事を繰り返そうとしているようにも見えます。
■2.金丸の感激の涙■
金日成と金丸信が二人だけの宴席で何を話したのか、北朝鮮問題の専門家・重村智計氏は、ファン・チョル通訳を含む日朝の関係者からの長年の取材によって、以下のような内容であったと推定している。[1,p94]
会談の冒頭で、金日成は次のように話を始めた。
金丸先生のご先祖が、わが国から渡られたことは、よく存じております。
私どもとしては、本当に嬉しく思うばかりです。ご先祖やご両親、ご家族の方々は、日本で本当にご苦労なされたことでしょう。その苦労を乗り越えて、金丸先生が日本を指導する大政治家になられたことは、わが民族の誇りとするところであります。
これを聞いた金丸は、感激の涙を流した。
北朝鮮の優秀な工作員が、金丸の生い立ちから家族関係、身辺事情まで詳細に調べ上げていた。
二人だけの宴が佳境に入った頃、金日成が切り出した。
先生は、自民党の指導者であり日本の政治を動かしておられる。朝日正常化実現に、力を貸していただきたい。早急に実現していただきたい。
金丸は「正常化交渉は時間をかけたらどうか」と答えたが、
金日成は「いや、すぐにも正常化交渉をしたい。国交正常化が必要だ」と詰め寄った。
金丸は「それほどおっしゃるなら、そうしましょう」と応えた。
■3.金丸の「80億ドル」の約束■
金日成は逸る気持ちを抑える様子で、聞いた。
日本の正常化(経済協力)資金は、どのくらいの規模になりますか
金丸は、しばし考え込むような様子を見せた後に、答えた。
「ご存知だろうが、韓国には、有償・無償合わせて五億ドルの経済協力資金を出した。これを基準にして、大蔵省は五十億ドルというだろう。」
金日成主席の声がややはずんだ。「50億ドルですか」
金丸は、少ないと言われたと思った。しばし腕を組んで考える様子で、言葉を続けた。
大蔵省が50億ドルというなら、お国(北朝鮮)は百億ドルを要求できる。
交渉が行き詰まれば、中間の75億ドルで妥協する。それに、政治加算は可能だ。
これは、80億ドルくらいならなんとかできるという含みを残した。
当時の80億ドルは、およそ一兆円になる。
金丸の約束に、金日成は満面の笑みを浮かべた。
(以下略)
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