「ニート」を増やすとやせやすい?こまめ生活でスッキリボディへ!
- ・忙しくて運動ができない
- ・キレイなカラダになりたい
- ・生活習慣を整えたい
- ・代謝をあげたい
カラダの代謝要素はいくつかに分かれています。
その中でも運動とは言えない活動が占める割合は想像以上に大きいもの。
今回は「こまめ生活のススメ」についてご紹介します。
「ニート」って何?
「ニート」という言葉を知っていますか?
社会問題になっているNEET=若年無職者 ではなく、NEAT=非運動性身体活動 のことで、家事や洗濯・掃除などの日常活動や姿勢や貧乏ゆすりといった“運動”とはいえない活動をニートと呼びます。
人の総消費エネルギーは大きく3つで構成されています。
最も大きく約60%を占めるのが基礎代謝、次いでニートで約30%、そして残り10%程度が食事のエネルギーの消化吸収で使われるエネルギーという配分になっています。
もちろん大きく影響する基礎代謝を上げることも大切ですが、国内外での研究でも肥満者とそうでない人を比べると、このニートの消費量が異なることが明らかになっているのです。
例えば、体重50kgの女性が1日に1,500カロリーを消費するとした場合、ニートが占める割合は500カロリー程度。1時間のウォーキング消費カロリーが150kcal前後なのでその積み重ねの大きさは結構重要ですよね。
基礎代謝量や食後の消化吸収エネルギーは直接コントロールが難しいですが、ニートは意識してコントロールすることができる上、毎日気軽に取り組めるという優れもの。
“こまめ生活”を意識して、自然とスッキリボディになりやすい習慣をつけましょう。
“こまめ生活”で取り入れたい3つのこまめポイント
ニートを高める!“こまめ生活”の試してほしいこまめポイントは3つ。
ぜひ今日からできそうなものを取り入れてみてください!
【こまめポイント①】
● 階段を見つけたら積極的に昇り降り!
物理の授業を覚えていますか?物体の運動量は「重さ×移動距離」で決まるというものですが、まさに階段の昇降は自分の体重を持ち上げ移動させることになるので運動量が高くなるのです。重い荷物を抱えて運ぶ。という動作も運動量が高い動きの一つです。
エスカレーターを使うなんてもったいない!しっかりお腹を引き上げてさっそうと昇り降りすることでヒップにもうれしい効果がありますよ!
【こまめポイント②】
● 近場へは自転車ではなく早歩き!
これは上の物理の原理と同じですが、ウォーキングは足裏に重量がかかるのでまさに自分のカラダを運ぶ動作。だらだらと長い時間歩く必要はありませんが、徒歩15分くらいの場所なら早歩きで行ってみませんか?さらに頭のてっぺんから吊られているようなイメージでしっかり腕を振ることで姿勢も体幹も維持できてスタイルアップでうれしい効果も。
【こまめポイント③】
● こまめに「立つ」時間をつくる
デスクワークの多い日本では、1日の消費カロリーが小さくなりがちです。
2時間座ったら10分は立った状態で作業や打合せなどを心がける。など1日の中で、「立っている状態」を多く作ってみてください。
たまには外国のドラマのように、スタンディングデスクでコーヒー片手に打合せ。なんて提案してもよいかもしれませんね。
どうですか?1時間運動しなきゃだけど時間がない・・・と踏み出せずにいるより、毎日コツコツと“こまめポイント”を溜めることで、代謝もアップし、体力もつくので1日の活動量もどんどん増やせるようになりますよ。
「消費できるカラダ」を維持する筋トレの効果
最後に、「消費しやすいカラダ」をキープするための筋トレの効果もご紹介。
冒頭にご紹介した「基礎代謝」は安静にしている状態で生命維持に必要なカロリーのこと。
“筋トレは代謝があがる”とよく言われますが、まさにこの基礎代謝量を決める一つが筋肉量。筋肉量が多いとそれを維持するための血液循環やエネルギー代謝が活発になるので、自然とやせやすい状態をキープできるのです。また、もう一つの要素である内臓はコントロールができませんが、元気であることが代謝を下げないポイント。筋トレで筋肉も増やしながら適度な運動で内臓をよい状態に保つことでスッキリボディを維持しやすくなりますよ。
ぜひ試してみてくださいね。