古本　『雲波』うんぱ　落ち着きのある佇まい　＠国分寺

爽やかな５月はあっという間…梅雨の時期を迎えつつあるのですね～。
そんな時期は本を読んでみませんか？
今回、はるるおススメのお店は国分寺にある古本『雲波』～うんぱ～です。
国分寺駅北口を右方向、早稲田実業学校の前、国分寺街道「国分寺七小入口」信号脇にあります。

こちらのお店、本好きの仲間情報で是非行ってみて～と紹介されました。実際訪ねてみると噂どおり、まだ昨年の９月開店にも関わらず、ずっと前からあるような落ち着いた佇まいを感じました。
こちらのお店の雰囲気は店主の佐藤さんが醸し出しているものだと思いました。ご夫婦ともに図書館司書として長年勤め、定年退職後ご自身の実家にお店を出されたのだそうです。
お二人が収集されていた二万冊(驚！)の本を元手に始められたという～本に囲まれた人生ですね。お二人の出会いも図書館の集会だそうですよ～。

お店の名前の由来

『雲波』とは佐々木幹郎「雨過ぎて雲破れるところ」という本や中国の故事「雨過天青雲破処(うかてんせいくもやぶれるところ)」雨の過ぎ去った後の雲の切れ間から見える空の色が青磁の色として理想の色だというところからヒントを得ているそうです。
またロアルド・ダールの「チョコレート工場の秘密」に出てくる小人のウンパ・ルンパにも繋がっているそうですよ。
私、映画の「チャーリーとチョコレート工場」のウンパ・ルンパのダンスを思い出してしまいましたよ。(笑)
いろんなところに広がっていく素敵な店名ですね。

店内の様子

入口の外横には100円の本コーナー。手に取りやすい価格ですね。
引き戸を開けてみると、木のぬくもりのあるどっしりとした書架が並んでいます。
気に入っていた古本屋さんから紹介されて作ってもらったのだそうです。

店内には多ジャンルの本が並んでいます。赤瀬川原平、片岡義男など同じ作者のものも多くありました。奥様の得意分野、児童文学の本もたくさんあります。福音館のこどものともシリーズなど懐かしいものも～。もちろんベストセラーや話題の本もありましたよ。
ポストカードやミニカーなどちょっとした雑貨もおいてあります。

古本屋さんには宝探しのように、本をみつける感覚がありますね～。裏表紙の中に価格が書いてありますが、定価よりずいぶん安い！お得ですね。
買取も随時行っています。私がいる時にもゴロゴロとキャスターバックに本を詰め込んだ方がいらっしゃいました。
最後に古本屋さんの醍醐味はとお聞きすると、自分の知らなかった本に出会えることとおっしゃていました。お店のカウンターのところには図書館から借りてきた読みかけの本が～
根っからの本マニアなのですね。そんな本好きのお店古本『雲波』おススメします。
帰宅する時、空には雲の波があって見とれてしまいました。

古本　雲波（うんぱ）
開店時間　11:00～20:00
定休日　　毎週　水・木曜日（祝日の場合は開店します）
夏休み・冬休み
〒185-0011　東京都国分寺市本多1-1-17
電話番号・FAX　042-321-2258

 

☆★「地域特派員レポート」TOPページはこちら★☆

☆★「地域特派員No.330 はるるさんのレポート」一覧はこちら★☆

 

 

 

 

※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際はHP等で最新情報の確認をしてください