2018年以来のセンバツ出場を目指す日本航空石川は先発した右腕・嘉手苅(かてかる)が7イニング3安打2失点の好投。コンディション不良でこの日が今大会初登板だったが、190センチの長身から繰り出す最速145キロの直球とスライダーを武器に今夏の石川大会準優勝の小松大谷から11奪三振。準決勝進出の原動力となった。この1勝で、チームは2年ぶりの秋季北信越大会出場が決定。「テンポ良くストライクをとることを心掛けました」と振り返った嘉手苅は「自分たちが星稜に勝って来年のセンバツに行くという気持ちで、これからもやっていきたい」と意気込んでいた。