クライマックスシリーズ逆転進出を狙う竜の主将に待望久しい一発が飛び出した。中日の高橋は21日のヤクルト戦(神宮)で、3点リードの3回2死一、二塁から清水の変化球を捉えて右翼席に運ぶ千金7号3ランを放った。「ランナーを返せて良かった」。6月21日の日本ハム戦(ナゴヤドーム)以来3カ月ぶりとなる本塁打で一挙5点のビッグイニング。序盤に6点の大量リードを奪い、試合は完全な中日ペースになった。この日はデーゲームで3位の広島が阪神に敗れ、4位中日は「暫定2ゲーム差」に接近。7年ぶりのAクラスへチームの勢いは加速し、左翼席を埋めた竜党のボルテージも最高潮だ。