京都出身の女優・吉岡里帆が21日、主演映画『見えない目撃者』の舞台挨拶で「Tジョイ京都」(京都市南区)に登場。地元に錦を飾った。
吉岡は「ただいまー!今回、京都で舞台挨拶ができると聞いて、ホントにうれしくって。みなさんにお会いできるのを、私がいちばん楽しみにしてました。めちゃめちゃホッとします」と、笑顔いっぱいで挨拶。
同映画は、目の見えない元警察官が目撃した事故から、女子高生をターゲットにした猟奇的殺人事件が浮かび上がってくるというサスペンス・スリラー。韓国の大ヒット映画『ブラインド』をリメイクした日本版で、吉岡は盲目の主人公・なつめを演じている。
学生時代、京都の小劇場で下積みを重ねて、夜行バスで上京してオーディションを受けてきた吉岡。今や若手実力派女優として全国区となったが、その道のりは決して楽だったわけではない。
吉岡は当時を振りかえりつつ、「8年前、東映の太秦撮影所でエキストラをして、セリフもなく8時間突っ立ってるだけだったんですけど、あのときからずっと映画が大好きで。いつかこんな作品に出てみたいという夢が叶った作品です。それを大好きな地元のみなさんに観ていただいて、とっても幸せです」と、感無量の様子だった。同映画は9月20日から公開中。
2019年9月20日(金)公開
監督:森淳一
出演:吉岡里帆、高杉真宙、ほか
配給:東映
URL:http://www.mienaimokugekisha.jp