基本的には俗にいう男の娘的な華奢系主人公、楽島霊貴が幻想入りして外の愚痴を吐き出したり、幻想郷の少女たちにいちゃいちゃちやほやされながら戦闘や事件がある物語である。
基本的にはキャラとキャッキャウフフなやり取り(いっしょに寝たり、撫でられたり)をするか、力押しの戦闘をするかの展開のみ。
ギャグとしてやりとりが面白い、戦闘描写にスリルが有る、といった面白みが無い。
キャラが基本的に親切であり、お茶を出す際、やたら「粗茶だけど」と謙遜するほど。
基本的に親切親身なので御都合主義展開や虫の良い話はざら。宿も交渉無しでゲット可。
生きるか死ぬかの世界でも、男である主人公の軽傷をキャラが気に病む姿はある意味過保護な母親の様である。
更に原作設定には穴が多く、キャラの性格、行動も不自然な物が多いと、ある意味幻想入りらしい状態ではある。
リアル面の設定からしても、明治時代の文化が基調の幻想郷にやたら現代的な設備があったりと、憶測で書いていると思われる描写が多い。
東方を知らない人間でも楽しめる様になっていると豪語するものの、他作品との違いはキャラの服装を長々と説明したり、世界観や設定の説明(大半が求問史紀の内容だが・・・)するだけであり、むしろ他の作品よりテンポが悪く、読みづらくなっている。
長い説明でよく知らないキャラが次々と出て来る為、東方を知らない人間は楽しむどころか、どんなキャラか把握する事自体が困難であろう。
二次ネタはあまり使わないと公言する割に、二次の影響と思われる要素もちらほら。他作品の有様を見下して差別化のつもりが墓穴を掘っている状況。
一番致命的と言えるのが、文章の読みづらさ。この小説は改行が不十分、会話と地の文が混ざる、と根本的な部分から非常に読みづらい。
オリキャラ一覧
【楽島霊貴】 主人公、華奢で貧弱、弱いとやたらアピールするが、妖怪相手に渡り合ったり複数の男をのしたりと、全然弱くない。
男の娘だからか良く撫でられる。混浴や同衾も提案される。世の中顔が全てである。 常に敬語で一見礼儀正しいと思いきや、発言も行動も物騒で簡単に銃を向ける程好戦的。里の中でも武器を取り出して往来で練習するなど、常識からズレている。
思想も偏っていて視野が狭く、上辺だけの物事しか見ていない描写がちらほら。根拠の無い考えも多く、精神的に幼い。 音楽関係の仕事を目指して挫折のち自殺未遂の過去のある高校生で極端な迄の外界アンチ(後述)であり、事あるごとに外をけなす。でも自分には全く非はないらしい。
更にその愚痴を里の子供にも授業と称して話す等、おおよそまともとは言い難い人物である。
【小衣(さえ)】 モブの妖怪ウサギ、霊貴曰くいい名前、自画自賛ではない。
髪型がセミロングで他のイナバ(妖怪ウサギ)と区別しやすいらしい。
イナバ達どころか他のモブより優遇された扱いだが、複数回登場するだけのモブなので特に意味はない。
【狼】 幻想入り定番雑魚その1。とにかく弱い。
初回の戦闘ですら雑魚、20匹位居ても雑魚。狼だけど、何故か突進攻撃で戦うイノシシみたいな敵。
華麗に戦う主人公に倒される為だけに存在する。
【チンピラ】 幻想入り定番雑魚その2。大抵群れてて性格が悪いのがテンプレ。
見た目がチンピラ、発言がゲスっぽかったと言う理由でまだ何もしていないのに主人公にフルボッコ。鈴仙より遅いし弱い。
しかしボスは数発ピチュっても殆ど怯まない高性能。集団で襲いかかっても貧弱な主人公一人の足元にも及ばなかった。
【ゴブリン】 何故か魔法の森に居る。人を極限まで醜くした感じらしい。
狼と同じ突進攻撃しかしない上、あっさり銃で撃退。何故か魔法の森に危険生物が多く生息する設定の幻想入りが多い。
おかしな原作設定例
・博麗神社にたどり着けば外来人は帰れると言う設定を忘れているかの様な描写、紫以外は外に返せないらしい
・弾丸無しとは言えグロック18の様な近代火器を店に置き、見ず知らずの人間にそれを売ろうとする霖之助
・本来は幻想郷の住人ですら料金、無い場合は等価交換を求めるのだが、初回サービスと称し、金を持った初対面の主人公に銃火器などの武器を譲る香霖堂
・神社の社の中でも何者かに襲われるかもと示唆する霊夢 ・散らかった家の中に草や茸が生い茂る霧雨邸
・外来人の中には何かしら能力を得たり、容姿が変わったり、凄いのだと種族が変わってしまう者も居た発言、能力はパッと付いたり覚醒する様な物ではない
・(慧音の)胸! 谷間見えてます! 大きい!発言、他のキャラはともかく彼女の胸が大きかった事なんて一度もない
・初めて魔法の森に入っても瘴気の影響は無かったのに、二回目に瘴気で倒れる。
・幻想郷の妖怪等の種族のなかに「ウサギ」というジャンルがある。本来は妖獣ジャンル ・山以外の一部の家屋に電気が通っている
・永遠亭にはシャワーもシャンプーもある ・(貨幣は)大体は円で統一されてるが稀に一昔前の……たとえば銭とかそういう感じのもある。少し前はそうではなかったんだがな…発言、2円が高い(=明治に近いか同じ貨幣価値)って設定を知らないらしい。もっとも、どの幻想入りもこんな程度だが…
・妹紅が永遠亭でくつろいでいる ・ウサギの総称は「イナバ」 ・輝夜と妹紅の仲が良さげ
・キャラがやたら同室就寝や混浴を提案する等、痴女っぽい
・基本女の子の事かお店、集団の事しか記事にしない文が男の取材、幻想入りではよくあること ・やたら外のミリタリー用語に詳しいうどんげ
・寺メンバーは全員敬語、個性はほぼ無し ・小傘の傘が小道具であるかのような発言
・原作絡みの無いキャラでもやたら仲が良かったり、何故か初対面でも信頼し合ってる
・魔法の森に何故かゴブリン、魔理沙はホブゴブリンですら気持ち悪そうにしてたのに、なんでゴブリンのいる森住んでるんですか…
・人嫌いの鈴仙が主人公どころか見ず知らずにもやたらフレンドリー オリジナル設定
・香霖堂位しか武器を売ってる店を知らない発言、里の人間はどうやら丸腰で外出するらしい
・魔力生成石と言う、銃に組み込むだけで非殺傷の弾幕を撃てる銃が作れるアイテムがある。霖之助にかかれば改造なんてお手の物、数時間で完成。
ちなみに、特殊な鉱石で銃を無限弾幕式に変える、ワンタッチで威力を変えると言うアイデアは「幻想入りで妖怪退治」と言う小説が初出と思われる。どちらにしても都合が良すぎる設定だが・・・
・改造したマシンピストルは無限弾、更にマガジン交換で麻酔弾と言う名のレーザーも無限に撃てる。連写速度もワンタッチと雑に高性能。
なぜ幻想入りの銃使い達は揃いも揃って無限銃にこだわるのか・・・麻酔銃は使う対象によって量調節しなきゃいけないデリケートな物だと分かっていないらしい
・里の子供はアホで無謀、危険と知っていながら魔法の森に入って瘴気にやられて倒れたり死んだりしている
主人公について
・やたら順応が早く、初対面の霊夢の話を一言二言聞いただけで武器や食料、拠点の必要性を悟る
・初対面のキャラは頭のZUN帽から履いている靴まで、服装や容姿を舐め回すかの様に見つめる癖がある
・生き残るのが優先、いのちだいじに主義の割にすぐ武器や力やを欲する好戦的な性格、一番無難な会話や逃げると言う選択肢を考えない、典型的な幻想入り主人公
・幻想郷の自然をちょっと見ただけでこの世界も良いかも、となる位には楽観的
・魔理沙に本を返しに行かせようとしたり、足でまといと自覚しながら薬草摘みに同行したりと幻想入り主人公の例に漏れず出しゃばっている
・基本的に敬語だが、思考内では口調がコロコロ変わり、内面のキャラが安定しない
・やたら非殺傷の武器にこだわるが、「人をぶちのめして初めて武器なのです」発言など、ふとした所で物騒な発言をする。里の中でも銃や武器を取り出し、練習をする事も
・根拠の無い発言や矛盾した発言、思考がやたら多い。一部詳細は『主人公の迷言』参照
主人公の迷言
「殺傷武器は避けます。ナイフや剣とかは当然だめで、銃とかは論外です。そもそも弾幕って実弾じゃないですよね→なるほど、つまり、殺し合いを避けるためのルールなのですか」
弾幕、と聞いて真っ先に非殺傷と受け取った。当然根拠はない
「火縄銃は射程短いし」
弾幕は銃が届かない程の遠距離ではない上、火縄銃は山で狩りに使われた位の射程、どんな高性能銃を求めているのか
「否待てよもしかして幻想郷ってみんな何かしら能力を持ってるのでしょうか」
根拠となる描写は無い。
「(霊夢と魔理沙は)この世界の魔物等雑魚扱いするほど強いんだろうなあ」
彼女らがどの位の強さか、魔物が居るか居ないかの情報も無い状態での憶測
「日本に居た頃は退屈で、イライラする社会です…ですがここでは、そのイライラこそないものの、生きるか死ぬかがなんだか強調されている気がします」
里内でも同じ人間に不満を持ったり嫉妬して陰口言う人もいます、外はダメ、幻想郷はいい所の色眼鏡で上辺だけしか見えてない
「私に扱えるのは、今のところ現代的な武器くらいです」
普通の高校生は今まで武器を扱った事なんて無いであろう。まあ、幻想入りでは中学生でも二丁拳銃とか余裕だけど
「(自分の幻想入り時の状況を慧音が)もし知ってたら有力な情報になりそうです」
これも根拠となる描写が無い。
「一番有力な説は誰かが私の銀行講座からお金を取り出し私の財布に入れる、でもそれが出来るのは親くらいですよ」
単に財布に金が入っていただけ、しかし自分は誘拐されたのではと考えてたのに直後にこれって…
「カメラとかはフィルム式だったりして?」
カメラに関する話題が一切出ていない状態で何故かカメラについて言及
「ノート等でも買って日記でも~服が現時点じゃ今着ている服しかないんですよね、人里で買おうかな…」
金の心配はしない。服に関しては結局他人に金を出させていた
「私ってここじゃ何も出来ませんね。此処の知識をもっと養う必要がありますね。それを今から学びます」
と言いながら何も出来ないと感じるきっかけの家事は学ばず、世界観設定を学ぶ
「妖怪……ファンタジー世界で言うなら魔物みたいな感じなのでしょうか」
何故かファンタジーとかRPGとかを多様、妖怪もファンタジー基準らしい
「(小鈴の髪色が)ピンクて。一体何をどうやったらそんな色に…」
里には黒以外の髪をした人間も普通に居るのだが、どうやら偶然見かけなかったかモブだから気にしなかったらしい
「香霖堂で武器を買ったこと、翌日人里に霊夢さん達と来たこと、そこで慧音さんと出会ったこと……」
何故か毎回経緯説明の際には武器を買った事を言及、武器があるから襲うなと言う事か
「ひめさま? おいおい、ここは平安時代ですか」
姫=平安らしい。ファンタジーとか、江戸とかじゃないんだね
「(たとえ人間だったとしても)死にはしないでしょうし、入ってくるならあの門から入ってくるはずです」
そして状況確認せず、女の子に向けて銃を発砲しました
「確かに一般の人より弱いですがいくらなんでも妖精以下なんてことはないでしょう。もし妖精以下だったら致命的だ」
彼の読んだファンタジーや遊んだRPGでは妖精は常に人間以下の弱者らしい
「妹紅さんはどうなのだろうか。輝夜さんとは知り合いだろうからこの屋敷にはよく遊びに来てると思う」
殺し合いする仲だと知りながら、よく遊びに来ると本気で思っているらしい
「どうやって不老不死より強くなれと」
不老不死=強い物らしい。どんな判断や
「なんちゅう失礼なことを言うのだろうこの女性(文)は。自分を侮辱されるのも他人を侮辱されるのも嫌いなのですが」
彼女は特に侮辱した訳ではない。彼には東方本編の掛け合いは醜い罵り合いに見える事だろう。
「やべえ私この人(文)を思いっきし狙って撃っちゃったよ(当たってませんが)。」
でも当たってないから謝らない
「私も二人に当たらないように狼を撃つ。よし、20匹以上居たのが6匹まで減りましたね」
初めての戦闘、死の危険も有るのに余裕の発言。流石主人公だぜ!
「白蓮さん、星さん、一輪さん、貴方達の種族を教えて下さい」
何故そんなのを聞くのか、疑問に感じたキャラは誰一人として居なかった
「流石幻想郷、常識にとらわれてはいけないのですね」
まさかのパクり台詞。山彦は常識というより、科学の方だと思うが…
「(響子は)幼稚園児か小学生低学年くらいに見られる」
立ち絵とか見る限り、他とそんな外見変わりませんが…
「すぐに立てなくしてやる!」
何もしてないチンピラっぽい人に対し、やたら好戦的。何かチンピラに恨みが有るのか…
「残念ながら私は強くありません。銃とヌンチャク無ければ死んでました」
チンピラっぽい人達を蹴散らした時に。ホントに弱かったらフルボッコでエロ同人ですが…
「そしてなんか「いい女と金を持ってて弱そうな奴がいるぜふへへ」みたいなことを言っている。よし、ぶちのめす」
気持ちは分かるが、随分物騒な性格になりましたね
「思えばたった六日であんなにたくさんの人と出会うとは。まるでファンタジー小説ですよ。もしくはRPGかな」
やっぱり、ゲーム感覚で過ごしていたらしい。
「ううむ、慧音さんの家に的はあったっけ」
里で銃を撃つのは危険だと思わないのか
「(アリスが)人形みたいな姿をしている。ある意味今までで一番人間離れした姿だ」 他よりまだ現実味の有る格好に見えるが、彼の基準は違うらしい
「弾切れなんか無いんだから乱射してれば勝てるはず。そんなに反動がないからぶれない。良く狙えます。数人、いや数匹は倒したぞ……!」
乱射しながら良く狙えるってどういう事なの…
「人を極限にまで醜くしたような妖怪ですね。ゴブリン……いや、ゴブリンでもまだマシな容姿をしている」
ホブゴブリンさんに謝れ!
「(治療に必要な物が奥地にあるのは)…まるでゲームだ。(今の発言は)不謹慎ですね」
ならば何故言ったし
外界アンチ
主人公、楽島霊貴は外の世界が嫌いで堪らない。
何気ない会話にも外の世界に対する不満と、それと対比し、美化した幻想郷の事がちらほら出ている。 恐らく本当に腐っているのは日本ではなく、彼の性根の方であろう。
「でも、私の住んでるとこよりは自由でいいと思いますよ、それに自然も豊かです 今の日本など、規制だらけでやりたいことなど殆どやれない。何が健全な社会ですか、私には昔のほうが健全に見える」
規制が死ぬほど嫌いらしい
「うむ、可愛いですね。健気だ。こっちに居る子供とは大違い。これをまさに「健全」って言えるでしょう」
外の子供はクソガキだらけらしい。健全と言う単語をやたら使用しているのは…もしかして:KENZEN
「努力すれば~」
リアル日本に対する作者の不満をキャラに代弁させている様にも見える。これを言われた東方キャラも反応に困るだろうし、むしろ主人公がKYか社会不適合者とも取れる
「汚い現実がテレビやネットを見てもわかるほどに酷いでしょうから、生でみたらもっと酷いのかもしれない」
どうやらメディアを鵜呑みにした結果だったみたいです(笑)
「今の日本は腐ってるというところまでなら。そうですね、この幻想郷との違いを言うくらいなら簡単でしょう」
教師として何か教えられるか、との質問への返し。慧音先生、なんでこの返事で授業させたんですか
「外の世界にとってはイレギュラーな存在になる。住むことができなくなる。まだ……選択肢は残しておいてほしい」
その癖、帰る気が無い訳ではないらしい。面倒な男である
「さて、外に出ました。日が沈んでいきますね。凄く綺麗です。夕日ってこんなに綺麗なのですか……外の世界ではそうは思わなかったなあ。ここに来てから新しい出会いが沢山。そしてこれからも出会うのでしょうか。女性ばかりですが嫌な感じはしない。外の世界よりもいいのかも」
外も中も夕日は一緒、やはり単に外はクソと言いたいだけらしい
迷教師、レイキ
幻想郷の歴史以外にも刺激が必要と言う謎の理由で寺子屋で先生役を頼まれた主人公、楽島霊貴。
慧音は彼以外の外来人にも授業を頼んだことがあるが出来る者は少なく、何人か外の世界に詳しい者も居たが退屈な授業だったとの事。
しかし、彼自身も授業の内容は説明も興味を持ってもらおうとする工夫はなく、単調退屈な物。
それどころか下記の通り、思想が偏ってたり憶測で物事を教えたりともっと酷いとしか言い様のない有様である。
「日本はつまり幻想郷の大体……50倍くらいの広さですかね?」
「わかってるだけで六十億人を超えています 七十億だったっけ?」
幻想郷は日本のどこかの山奥って設定、都道府県一個より確実に狭いであろう。そもそも根拠のない憶測でこれらの物事を教えるのは教師として問題がある
「外にはかなり速い連射が出来る銃が普通にあります」
連射って言って分かるのか?
「外の世界は幻想郷と違い妖怪や妖精が存在しないんです。だからと言って安全というわけではありませんよ。外の世界では人間の敵は人間です…」
都市伝説、UMA、心霊なんかは一切否定、害獣等の野生動物は敵ではない、敵は腐った奴らだと自分の捻じれた思想を寺子屋の生徒達に教育。
第二の歴史秘密結社みたいなのを作る気か
今後の展開
憶測では有るが、恐らく能力が覚醒したり(フラグっぽく検査してるし) 紫に会っても「外には帰らない」の結論に至ったり(外けなしてばっかりで、見つめ直す的なの皆無だし) 雑魚無双したり(今もだけど) と幻想入りの良くあるパターンに入り込むのではと思われる。
もしくは、更新日時の点からエターなってしまうか。と思ったら本当にエターなり、twitterで自分は不幸だと愚痴っていた。 去年同様、フォロワーに窘められても逆ギレで拗ねており、まるで成長していない。