7 今後検討を進めるべき事項 今回の中間報告は、学習障害の定義、実態把握の方法、学習障害児等に対する指導 等について、これまでの審議経過を取りまとめたものである。 今後、本調査研究協力者会議としては、今回取りまとめた各事項について検討を継 続するほか、これまでの審議経過を踏まえつつ、適切な指導の形態や場などについて 更に検討を進める必要があると考える。その際、学習障害児等の障害の状態に応じ、 通常の学級、通級による指導、特殊学級など多様な場における対応の必要性について の検討が必要である。 また、学習障害に関する専門的な知識、技能を有する教員等の養成・研修等の方策 についても検討が行われるべきであると考える。