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【ゴルフ】

渋野日向子 スマイル戻った表情キラッキラ! 69、8位発進に「久しぶりにいい気分!」

2019年9月20日 18時41分

笑顔を見せる(左から)渋野日向子、原英莉花、新垣比菜

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◇20日、デサントレディース東海クラシック第1日

 全英女子オープン優勝後初の東海地区上陸となった渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は5バーディー、2ボギーの3アンダー69で8位につけた。初日からの大ギャラリーに目を丸くしながら「自分らしいゴルフができた」と笑顔の発進だ。

 南愛知でポンコツシブコ 返上だ!

 奪ったバーディーの数は前週の初日と同じ5つでも、渋野の表情は明らかに違う。キラッキラのシンデレラスマイルが戻ってきた。

 「今日は久しぶりに自分らしいゴルフができた。いい気分。(全英出場を決めた6月の)アース・モンダミン杯以来ですかね。あの最終日、風の強い中、楽しくやってた、あれ以来」と渋野。原英莉花、新垣比菜という同学年トリオというペアリングもよかったが、メジャーVから帰国以来のプレッシャー、連続オーバーパーなし記録を続けた重圧、日本女子プロ選手権という公式戦の重み…それらから解放されて迎えた新たな戦いに、しおれかけていた心身が生き返ったのだろう。

 2番で第2打をピン手前2メートルにつけバーディー先行。4番パー3ではグリーン奥のギャラリーに打ち込み、寄らず入らずのボギーを打ったが「あれ? どんなボギーだったっけ? あ~っ、そうじゃ、そうじゃ!」と、内容を思い出すにも岡山弁が飛び出した。

 今大会史上(記録の残る88年以降)でも、今季ツアーにおいても、初日最多7982人の観衆に囲まれ「ビックリしましたねー、初日から。人、人、人でしたもんねー」と話したが、後半12、15番のパー5ではいずれも2オンに成功し、バーディー奪取。「ある程度は期待に応えるプレーができたかなと思う。楽しくできたし、素直に1打に集中してやれた」と振り返った。

 16番、痛恨の3パットボギーには「あ~、思い出したら腹立つわ! でも、それも自分らしさ」とシブコ節。優勝争いに参加するには「明日も60台は必須」と話し、「昨日の晩は名古屋メシ。うなぎ食べましたよー」と愛知県民への配慮!? も忘れなかった。

(月橋文美)

 

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