4年に1度のラグビーの祭典、W杯日本大会が20日、東京・味の素スタジアムで行われた日本―ロシア戦で開幕。オープニングセレモニーでは、前回覇者の元ニュージーランド代表で主将だったリッチー・マコウさん(38)が優勝カップを返還した。
五輪、サッカーW杯に次ぐ国際大会が、初めてアジアの地で開催される。前回大会はテレビ視聴者数が世界で40億人を超えた。今大会のチケットは既に90%以上となる164万枚が売れている。
前回大会で日本が金星を挙げた相手となる南アフリカのユニホームを着たファンの姿も多く見られた。南アフリカから駆け付けたという40代の男性ファンは「きょうは35―17で日本の勝利。前回大会でファンになったよ」と言いつつも「今回、対戦したら負けないよ」と余裕の笑みを見せた。