【速報】青梅市発注の工事で談合があったとして、公契約関係競売入札妨害(談合)の罪に問われた同市内の土木会社の元取締役、酒井政修氏の事件で、東京地裁立川支部(野口佳子裁判長)は、被告人を無罪とする判決を言い渡した。
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判決は、すべての論点で、検察側の主張を退けた。自社の利益のために積極的な受注意欲があったと認める検察官調書も出ていたが、取り調べの録音録画の記録を記録すると「最後まで（検察側の主張には）抵抗を示している」と認定し、PSが本人の供述とは異なる内容になっていることを認めた。
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80日以上家族とも面会できない身柄拘束が続いて体調が悪化。やむなく初公判で起訴事実を認めて、検察側証拠を全て同意して保釈された。その後弁護人が郷原弁護士に代わり、緻密な弁護で逆転無罪に。人質司法の問題も問われる事件。談合みたいな事件の弁護には、かなり専門性が問われるように思う。
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判決言い渡しの後、野口裁判長は「長い間お疲れ様でございました」などと声をかけて酒井さんをねぎらった。郷原弁護士は、「そもそも起訴するような事件ではなかった。裁判でも時間をかけて補充立証するなど、非常に無責任な対応。検察には、相当反省してもらいたい」と述べた。
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