トップ > 静岡 > 9月21日の記事一覧 > 記事
静岡竹ざおでザリガニ釣り 湖西・白須賀幼稚園児
湖西市白須賀の白須賀幼稚園児四十八人が二十日、同園近くのビオトープでザリガニ釣りに挑み、自然に親しんだ。 ビオトープは、幼稚園から約六百メートルほど離れている。地元有志でつくる「白須賀ビオトープ友の会」が二〇〇九年から山あいの荒れた約一ヘクタールに水を引き込むなどの造成を施し、管理を続けている。池にはコイやメダカなどが生息しており、スイレンやアジサイ、ハナショウブなどの花も育てている。カワセミなども訪れることがあるという。 同園では、ゲンジボタルの幼虫の放流をしたり、ワラビ採りなどに出掛けている。ザリガニ釣りは、六月に父親と一緒に訪れ今年は、二回目。
園児たちは年長、年中、年少を一緒に三~五人のグループになって取り組んだ。竹ざおに糸を結び、スルメを餌にして池に糸を垂らした。同会の山田知(さとる)さん(78)の手ほどきを受けながら、ザリガニを見つけると「あそこにいるよ」と餌を近づけて、ザリガニが反応するのを待っていた。年中の渡辺真衣ちゃん(5つ)は「山田さんに手伝ってもらったら釣れた」と笑顔を見せた。 新美留美園長は「自然の中で風を感じて遊べたのがいい。六月に訪れた時よりザリガニが大きくなっているのが子どもたちにも分かったようだ」と喜んでいた。山田さんは「子どもが喜んでくれてよかった。草刈りなど管理を手伝ってくれる人を見つけたい」と話していた。 (桜井祐二) 今、あなたにオススメ Recommended by PR情報 | |
Search | 検索