女優の吉岡里帆(26)が20日、東京・銀座の丸の内TOEIで主演映画「見えない目撃者」(森淳一監督)初日舞台あいさつを行った。
女子高生連続殺人鬼と対峙(たいじ)する盲目の元女性警察官という難役を熱演。R―15指定でテレビ放送は不可能と言われるほど攻めた作品に吉岡は「怖いと思う。でも目の見えない方に取材していると弱い一面があるのに、そこをグッと強い意志を持って生きていかれる姿が本当に強くて、たくましくて、しなやかな美しさがある。弱者に見える人の本当の芯の強さみたいなものが描かれている。感じとっていただけたらうれしい」とアピールした。
この日はハワイ国際映画祭への正式出品も決定し、吉岡は「皆で攻めて作り上げた作品。どんな反応が返ってくるか楽しみ」とコメント。共演の高杉真宙(23)らも登壇した。