あなたは、自分の支払った年金が投資によって
運用されている事実を知っていましたか？

あなたの年金は
年金積立金管理運用独立行政法人
（通称：GPIF）
という、年金基金が投資運用しています。

GPIFは2006年の設立以来、
通算で3.03%の運用益を出してきました。

しかし2019年8月、
GPIF代表の水野市は金融市場の
全体的な下落による煽りを受け、
株、債券、為替ポジションで
損失を出したと発表。

そして、極めつけはこの発言です。

これは一体、どういう意味なのでしょうか？

わかりやすく言ってしまうと、
年金支給額が0円になる
ということです。

なぜなら、
「あらゆる資産クラスで損失が出る」
ということは、
これまでの運用益がすべて失われる
ということを意味しているからです。

今、ただでさえ年金は不足しています。

金融庁が「年金は2,000万円不足している」
という試算を出したことは、
まだ記憶に新しいでしょう。

そんな状態で、
年金基金が損失を計上してしまったら、
国民に支払われる年金は
どうなってしまうのでしょうか？

結論を言えば、
いずれ年金をまかなうための原資は底をつき、
なにも支給されなくなります。

つまり、完全にゼロです。

こんなことを言われても、
今の状況が当たり前過ぎて、
まるで遠い未来のことに感じられる人も

いるかもしれません。
しかし、それは違います。

結論からいうと、今後5年以内に、
今ある社会保障制度は完全に崩壊するのです。

これはつまり、年金だけでなく

・医療費
・介護費
・児童手当
なども影響を受けるようになるということです。

また、崩壊は5年後に
突然やってくるのではありません。

5年の間に、
・大幅な増税
・社会保障費の引き上げ
・医療提供体制の縮小
などが行われ、
ゆっくりと崩壊の一途を
たどっていくことになります。

日本は先進国の中でも
「貧困率の高い国」のひとつに
数えられていますが、
今後、さらに厳しい生活を
強いられるようになる国民が
増えていくでしょう。

現在、良い生活を送れている人は
今でいう平均レベルまで落ち、
平均的な生活をしている人は貧乏になります。

そして問題は、
いま貧乏な生活を強いられている人たちです。

貧乏な人たちにとって、
今よりも苦しい生活の先に待つのは……

最悪の未来が待ち受けるのみとなります。