紹介
メールフォームCGIです。 公式サイトはPGD WORKSです。
著作権の条件がゆるく、改造自由で、設置するとき著作権を表示しなくてもよいことが特徴です。 商用も自由です。
詳しいマニュアルはありませんが、自分で好きにプログラムできます。 例えばこのサイトのメールフォームではスパム対策を組み込んでいます。
また、PGD WORKSでは設置・カスタマイズも請け負っているとのことです。
インストール
修正部分が多くしかも複雑なので、自分のパソコンにXAMPP等をインストールしてテストしてから設置しましょう。
XAMPP for Windowsでの設定
XAMPPはサーバと仕様が異なります。 perlの位置やsendmailについて変更する必要があります。
もちろん、サーバにアップロードするときは元に戻します。
- pgdmailform.cgiの変更
例えばActivePerlをインストールしているとします。 それを使う場合、先頭部分を以下のように変更します。
#!/usr/bin/perl
- ↓
#!C:/Perl/bin/perl
- lib/pgdmailform_sendmail.cgiの変更
- まじめにsendmailを設定する方法もありますが、次のように変更するのが楽です。
open(MAIL,"| $PgdMailFormSendmail::sendmail_path -t -i") or return;
- ↓
open(MAIL,">> mail.log") or return;
送信内容がmail.logに保存されます。 改行が変になりますが、気にしなくて大丈夫です。
ファイル修正
lib/pgdmailform_config.cgiで宛先メールアドレスやサブジェクトを修正します。
template/default/ にあるテンプレートファイルを修正します。 日本語コードは統一します。
form.html | メールフォーム画面 |
check.html | この内容で送信してよいか確認する画面 |
send.html | 送信した直後に表示する画面 |
mail.txt | 送信するメールのテンプレート |
mail_sender.txt | メールフォームに書き込んだ人に返信する控えのテンプレート |
ラジオボタンやセレクタを使う場合は、bin/pgdmailform_tmplenc.plを利用します。 まずデコードして書き換え、その後エンコードします。 自分のパソコンで作業しましょう。
具体的にはコマンドプロンプトを開き、以下のようにします。
C:\xampp\htdocs\bin>perl pgdmailform_tmplenc.pl decode < form.html > form_plain.html
C:\xampp\htdocs\bin>perl pgdmailform_tmplenc.pl encode < form_plain.html > form.html
アップロード
アップロードするのはpgdmailform.cgi、css以下、lib以下、template以下です。
パーミッションは以下のようにします。
pgdmailform.cgi | 700 |
| lib・template以下のディレクトリ | 700 |
style.css | 604 |
| cssディレクトリ | 705 |
その他のファイル | 600 |
|
|
|
ただし、変更必須なのはpgdmailform.cgiだけです。 他はデフォルトのままでも動作します。
動作確認
pgdmailform.cgiをブラウザから呼び出します。
スパム対策
デフォルトでは特に組み込まれていません。 フォームに入力するメールアドレスや郵便番号等が適切か確認するくらいです。
必要なら自分でプログラムします。