データ分析予想法


プロ顔負けの予想法を紹介する。これから紹介する予想法は初心者向けではないし、難解な予想はしなくても私の競馬投資法なら確実に儲かるのだが、これで的中確率が少しでも上がれば、さらに投資リスクが減少する。

■実践方法

(1)予想をするからには、競馬専門紙が必要だ。着差、連対率、持ち時計、上がり3 ハロンのタイムなどがハッキリとわかり、馬柱に前5 走分くらいのデータが出ている専門誌を用意する。


(2)利用するのは全部で8 項目である。①平均着差、②前走着差、③連対率、④上がり3ハロンのタイム、⑤持ち時計、⑥距離経験、⑦人気、⑧斤量だ。それぞれのポイントを以後簡潔に述べていく。

①平均着差(各馬の安定度を調べる)
出走各馬の勝ち馬からの平均着差を秒で計算する(前3~5 走分)。1 馬身は0.2 秒。当該レースが芝なら前走の芝レースのみ、当該レースがダートなら前走のダートレースのみ計算。当該レースより格下のレースしか経験していない馬には、平均着差0.6 秒をプラス。最後に平均着差の少ない順に順位づけする。

②前走着差(各馬の調子を調べる)
前走の着差が少ない順に順位づけする。当該レースとの比較で、前走の格が1 つ下であるごとに、0.5 秒ずつプラスする。当該レースが重賞(G1~3)なら、前走がオープンで0.5 秒、1600 万条件で1.0 秒、1000 万条件で1.5 秒プラスとなる。

③連対率(各馬の距離適正と馬場適性を調べる)
当該レースと同距離、同馬場(芝or ダート)の連対率を出し、高い順に順位づけする。

④上がり3 ハロンのタイム(各馬の最後の直線での勝負強さを調べる)
当該レースと同距離、同馬場(芝or ダート)で、過去最速のタイムを比較。早い順に順位づけする。

⑤持ち時計(各馬のスピード絶対値を調べる)
当該レースと同距離、同馬場(芝or ダート)で、過去最速のタイムを比較。早い順に順位づけする。

⑥距離経験(各馬の能力と格を調べる)
前5 レースについて、当該レースと同格のレースに3 点、1 つ格下で2 点、2 つ格下で1点をつける。当該レースがG2 の場合、前走G3 は2 点、オープンは1 点だが、格上のレースG1 を走っていればプラス4 点となる。前5 走の合計点が高い順に順位づけする。

⑦人気(プロの予想を調べる)
前に紹介したように、本紙とトラックマンの予想印を数値化し、出走各馬の合計点を計算する。合計点の高い順に順位づけする。

⑧斤量(各馬が能力を発揮できるか調べる)
当該レースと前走の斤量の差を求める。前回59kg → 今回57kg なら「-2」。数値の小さい順に順位づけする。


(3)8 項目の順位づけが済んだら、出走各馬の順位の合計を求める。
例えば8 項目とも1位の馬なら「8」、8 項目とも6 位の馬なら「48」となる。ただし、①前走着差0.5 秒以内でなおかつ平均着差0.5 秒以内の馬の合計には10 点、②①の条件を満たし、連対率も100%の馬の合計には15 点を加え、③休養明けの馬の合計からは5 点を引く。これらは特別得点である。これまでに求めた数値を下の計算式に当てはめれば、各馬の信頼度がわかるのである。

①{(出走頭数+1)×8-(8 項目の順位合計)}+特別得点=総得点
② 総得点÷(出走頭数×8)×100=信頼度

このように求めた信頼度は、もちろん数値が高い方が信頼できる。1 頭だけ信頼度が飛び抜けていい場合は、その馬の単勝1 点買いができる。1 位の馬と2 位の馬の枠連、馬連に投資してもよい。何頭かの信頼度が横並びに近いときは買い目を迷うかもしれないが、少しでも信頼度の高い馬の馬券に投資するほうがよい。なぜなら、この方法で求めた信頼度をもとに投資した馬券の的中率は、なんと50%にのぼっているからだ。

プロの予想家でも4点買いで40%弱の的中率であるのだから、驚愕に値するとは思わないだろうか。素人でも正攻法でこれだけの精度の高い予想ができるのである。

的中率50%ということは、2 レースに1回は当たる計算だ。あっと言う間に当たって1日の投資が早々に終了することになる。勝ち逃げをせずに、最初の投資金に戻って投資を継続しても、リスクなしにコンスタントに収支をプラスにできる。だから、安心して最初の投資金額を大きく設定してもらってもいい。より大きな利益を出すには、大きな資金を動かしたほうが効率はいいのだから。

資料に使う専門誌によって精度が変わる。競馬初心者には楽しめるので良いかもしれないが、結局は自分で予想しているのと同じこと。手間も掛かるところが難点と言えるだろう。



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