人気アイドルグループ・欅坂46が19日、東京ドームで全国アリーナツアーのファイナル公演を開催。初のドーム公演となった18日と合わせ、2日間で集まった計10万人のファンを熱狂させた。
ツアーは8月16日の仙台公演からスタート。全国5都市で12公演を開催し17万4000人を動員した。そして、最終公演で2015年8月の結成から4年1カ月で初めてドームのステージに立った。
キャプテンの菅井友香(23)が、「(ツアーの)千秋楽で東京ドームに立たせていただけるとは思わなかったのでビックリ。ありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです」とあいさつすると、客席から大歓声が巻き起こった。佐藤詩織(22)は15年8月のお披露目会見を振り返り「(当時)こんなに大きい所でできるとは思わなかったので感慨深いです」と目を潤ませた。
同グループで「絶対エース」の平手友梨奈(18)は、8月15日に活動中に右ひじを負傷したことを発表。そのため、ツアーへの出演を見合わせていたが、18日のドーム公演でツアーで初めてのフル出演。この日はほかのメンバーとともにキレのあるパフォーマンスを披露し完全復調をアピールした。
2時間半にわたってヒット曲「不協和音」「二人セゾン」「サイレントマジョリティー」などを披露。ラストは平手が、昨年公開された主演映画「響-HIBIKI-」の主題歌で未発売のソロ曲「角を曲がる」を初披露。歌い終えるとファンに「ありがとうございました!」と深々と一礼した。