三上俊輔　Shunsuke　Mikami

各法人団体におけるガバナンスの問題、そう目の前の違反者、仮に自分が所属する組織で違反事案があった際にどう処罰するのか？、そこから想像してコメントしている人はとても少ない気がします。舞文弄法はよろしくない、法の順守をプッシュするのは良し、そして自らも律することはできるかも課題。

「個人情報の授受前に契約書巻いてますか？」→「いや、面倒くさいので毎回巻いてないです」という身近な存在に「ヤバイやつ！」「お前法律読めないのか？」「義務教育の敗北だ」と面と向かって発言して法律遵守を徹底してほしい。そして違反している自らの組織、対象者に裁きを加えてください。

個人情報保護界隈のアカデミアや弁護士、その他声の大きい方々は、自分の今後の価値を維持するためにも、自分の所属する組織が個人情報保護法違反していないか確認すべきであろう。実態に驚愕すると思う。そして法律読めない、義務教育の敗北を半径10mから実感するはずだ。

カルステイトとUSCは盛り過ぎやろ、、、ロングビーチあたりで遊び呆けて、伊藤忠子会社にキャリアフォーラムで滑り込んだが、経営悪化でリクルートCVからの独立ナンチャラやったら、もはや笑えない冗談だなぁ。https://twitter.com/takeshi_n0422/status/1174541199882870784 …

最も指揮命令下に入る人間を面接できないとする法律自体に？？？な部分もあり、この際なのでHRのなんじゃこりゃ？は全て洗いざらい出して、立法府の不作為も、ポンコツ法律の改正とかの機運も上がるといいのではないかな？ リクルートパージして話通じない劣化版で溢れる未来もある。

派遣の場合は、ほぼ派遣面接やって、派遣スタッフ確定してから契約巻くプロセスなので、何ら契約・許諾なく個人情報の授受を行い、法律で禁止される面接で合否を出し、その後に初めて契約を巻くという、アワワな事案ですよね。派遣活用するすべての事業者がほぼ例外なく抵触するでしょう。灯台下暗し。

リクナビの件は、DMPから個人情報保護、職安法他にどんどん延焼していっており、これが派遣法の事前面接不可まで進むと面白い。恐らくリクナビ焼いている界隈も全部延焼して、全員法律違反だったなという展開になり、アカデミアや法律事務所はどういうコメントだすんだろか。

先ほどSkypeで急に電話かかってきたのだが、この詐欺師だったか。マークスミス https://twitter.com/marksmit116 

最後にHR商売からリクルートを排除するご意見には異論を唱えたい。最もマシな人間の比率が高く、DMPでも、個人情報保護でも、話しが通じる相手です。 09年の政権交代で何が起こったのか？を思い返すとわかりやすいが、最悪だと思って排除したら、更に暗黒が訪れた…という帰結にならなければ良いが。

個人情報の取り扱いについては、リクルートのように高度な利活用の倫理観から、そもそもなんで応募していない人材のレジュメ提出しているの？というあり得ない世界まで混在していますが、アンダーの足切りは何等かの手段で実現することが産業全体の発展につながると考えています。

そもそもそんなに面接いけないし、就職するのは1社だし、そこまで多くの企業を調べて、面接に臨むことは不可能です。準備不足の面接を企業、求職者双方に強いる現状のオペレーションを今一度見直すべきであろうと考えます。

人材紹介でいえば、とにかく求人票をたくさん集め、求職者にたくさんの企業に応募させ、トラフィックを稼ぐことを最重要KPIに設定することに、どれだけの意味があるのか？というモラルは問われるべきです。

そもそも大学受験までにAOとかイレギュラーや幸運も含めて、勉強した結果を、採用段階で評価基準に適用することは、当然のことであり、大学関係ないという謎の平等性で表面上取り繕っても、実体的に意味はありません。下手に隠すと炎上しますが、表玄関で表明しておくことも提言すべき段階です。

求人媒体でいえば、新卒就職段階で大量のエントリー・送客することは必要命題ではありますが、多くの企業が卒業大学ハードルで書類選考ゲートを設けており、ESは大学関係なく提出→全部NGというプロセスは誰にもメリットがないのです。

リクナビ問題については、論点はいくつかあるが、人材ビジネス全体に波及することは良いことだと考えています。人材産業が基幹産業として発展するためには、どうしても乗り越えていかなければいけない課題の一つがビジネスモラルです。