ラグビーW杯で偽ユニホーム販売容疑、全国初摘発

社会
2019/9/18 9:09

神奈川県警秦野署が押収した、ラグビーW杯日本大会に出場する代表チームの偽ユニホーム(17日)=共同

神奈川県警秦野署が押収した、ラグビーW杯日本大会に出場する代表チームの偽ユニホーム(17日)=共同

ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会に出場する代表チームの偽ユニホームなどを販売したとして、神奈川県警秦野署は18日までに、東京都国分寺市光町1、予備校生、王駿之容疑者(21)を商標法違反などの疑いで逮捕した。同署によると、大会の偽造ユニホームを巡る摘発は全国初。

逮捕容疑は8月1日ごろから15日ごろの間、日本代表やニュージーランド代表の偽造ユニホームなど計6点を、インターネットのサイトで男女6人に計4万5千円で販売した疑い。

王容疑者はネットサイトを通じて中国から千円前後で買った商品を、約5倍の値段で転売していた。「生活費の足しにしたかった」と容疑を認めている。同署の捜査員が7月下旬、サイバーパトロールで通常の半額程度で販売されている商品を発見し、捜査していた。

〔共同〕

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