ロシア、ステルス無人戦闘機「オホートニク」の動画公開 20分の初飛行

Russian Defense Ministry Press Service via AP

 ロシア国防省は8月7日、無人戦闘機「オホートニク」の初飛行映像を公開した。ロシア初の重量級ドローンであり、パイロットの搭乗なしで離陸から着陸までをこなす。実戦配備されればロシア軍にとって大きな前進になると専門家らは評価する一方、性能の成熟度を疑問視する声も絶えない。

◆20分間の初飛行
 オホートニクは、くさび型のボディが特徴の全翼機だ。「ハンター」の意味を持つこのドローンは、ロシアのスホーイ社が開発を主導している。8月3日に行われた初飛行では、離陸、遠隔操作、着陸のステップを成功させた。飛行時間は20分ほどで、最大高度は2000フィート(約610メートル)前後だったものと見られる。

 ロシア国防省によるとオホートニクはステルス性能を有するほか、最新鋭の探査機能を備えるという。翼幅はおよそ50フィート(約15.2メートル)となる。詳細なスペックは未公表だが、現地メディアは重量20トン、航続距離5000キロという情報を伝えている。

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Text by 青葉やまと
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