フィギュアスケート女子で2018年平昌冬季五輪で4位に入った宮原知子(21)=関大=がカナダ・トロントを拠点に指導しているカナダ出身のコーチ、リー・バーケルさんに師事することを18日、マネジメント会社のIMGが発表した。今後はこれまで師事してきた浜田美栄コーチとともにメインコーチを務める。
宮原は2022年の北京五輪に向けて、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の完全習得や他のジャンプやステップなどの技術向上を目指している。関係者によると、今回はさらなるレベルアップをより早くするためにメインコーチを2人にすることを浜田コーチと話し合って決定。以前からアドバイスを求めてきたバーケルさんの本格的な指導を浜田コーチの指導に加えて受けることにした。今後は日本とカナダを往復して練習する。
バーケルさんは2010年バンクーバー冬季五輪男子で7位となった織田信成さん、2008年世界選手権男子で優勝したジェフリー・バトル(カナダ)らを指導したことで知られている。