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【Bリーグ愛知】

【アーリーカップ東海決勝(9/16)】三河 93-79 名古屋D

2019年9月17日 11時30分

◇ゲームレポート

 得点王のガードナーが46得点と圧巻デビューを飾り、100点ゲームで決勝に駒を進めた三河。日本代表の安藤を温存する中で、30点差で快勝して仕上がりの良さを見せつけた名古屋D。「B.LEAGUE EARLY CUP 2019 TOKAI」決勝は、昨年と同じ三河と名古屋Dの顔合わせとなった。

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先行される展開も、ガードナーのパワープレーで3点差に

1Q 三河16 - 19名古屋D

 昨シーズンのリベンジを期する三河は、#14金丸が幸先良く先制点を決めると、#2岡田がタッチ良く3Pシュートを射抜き、積極的なチームオフェンスを展開する。名古屋D#9安藤に連続得点を決められて一時は9点のビハインドを背負うが、#54ガードナーがダブルチーム、トリプルチームをパワーで圧倒して3点差まで押し返す。

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長野の積極プレー、金丸・川村のオフェンスマシーン競演で30点と圧倒

2Q 三河30 - 19名古屋D

 開始1分半に、#1川村の3Pシュートで逆転。新加入のPG長野がアグレッシブなプレーでオフェンスを引っ張り、連続でバスケットカウントをもぎとってアリーナを沸かせる。その後も三河は#7長野、#14金丸、#1川村が連続で3Pシュートを沈め、#1川村のアシストで#32桜木が連続得点。この10分で計30点を積み上げて、46-38と大きくリードを奪った。

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ガードナー 10分で20点の大暴れ

3Q 三河27 - 21名古屋D

 開始30秒、#54ガードナー、#14金丸とつなぎ、#11熊谷のアタックから#2岡田が決め見事なチームオフェンスでリードを二桁に広げる。その後は一進一退の展開が続くが、残り5分に名古屋D#4レーンが再びファウルトラブルになると、#54ガードナーが手のつけられない大暴れぷりを見せる。ワンマン速攻やリバウンドと得点を量産し、このQ 20点目となる得意のユーロステップからレイアップを叩き込んで第3Qを締めくくった。

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川村 攻守にエナジー溢れるプレーで観客を魅了

4Q 三河20 - 20名古屋D

 エース・金丸が#32桜木との合わせ、1on1からのレイバックの連続得点で流れを作る。名古屋D#21笹山、#9安藤の得点で11点差まで迫られるが、#1川村が名古屋Dの反撃ムードを打ち消す3Pシュートを決めると、スティールやルーズボールに飛び込むなどエナジー溢れるディフェンスでもチームを鼓舞。最終スコア93-79と打ち合いを制した三河が昨シーズンのリベンジを果たし、アーリーカップ優勝を飾った。(大会事務局提供)

◇試合後コメント

シーホース三河・鈴木 貴美一ヘッドコーチ

「去年初めてアーリーカップに出て、みっともない試合をしてしまったので、今年はまず日本人のファンダメンタルの練習をしっかりして、いい時ももちろん悪い時もあるんですけど、昨日はちょっと重くてですね、#54ガードナー選手のみに頼るバスケットになってしまって、あまりいい感じではなかったんですが、今日はしっかりみんなで点数を取りましたし、いい感じで40分間流れていきましたので、まだまだ完ぺきではないですけれども良かったと思います」

(#54ガードナー選手、#14金丸選手、#1川村選手と取るべき選手が点数を取ったなという印象ですが)

「#2岡田選手ももう少し出したかったんですが、初めての相手だったので(プレータイムが伸びませんでした。)彼を含めた日本人が二桁取ってくるようになれば強くなってきますし、#54ガードナー選手のみでやっていたら、そこが潰されたら終わりになってしまうので、そこをやっぱり周りの選手、今日は#7長野選手も10点取りましたし、そういう風にしていかないと、強いチームはできないので、しっかりそこは頑張っていきたいと思います」

シーホース三河・加藤寿一キャプテン

「昨シーズンはチャンピオンシップにも出てないですし、アーリーカップでも名古屋さんに負けてしまっていたので、リベンジを果たすぞという気持ちはありました。チーム全体でコミュニケーションを取って、ここで優勝することに意味があるという共通認識をして、結果優勝できたので良かったなと思います」

 

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