Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

家庭菜園ところ変われば・・・

湖南第1本線中間駅進路選択制御でウニになった脳は問題解決で回復しましたが、今度はセンサーによる信号機切替制御で液状化してます(笑) そこでチョイと一服。

【2019.05.20更新より転載】
あれから1月半経過した家庭菜園現状レポートでお茶を濁そうと考えました(汗) そう言えば大都市近郊でレンタル家庭菜園が賑わってるニュースを見たとググッて見ると。


◆シェア畑
出るは出るは「シェア畑」が通称と知りました。

筆者世代地方在住者は農作業手伝いが日常でしたし、当地30年前は小学校に田植え休みと稲刈り休みがありました。 現在の大都市圏在住者にとっては『休日のリフレッシュ』『家族の触れ合い』『子供の体験学習』様々なメリットがあるのでしょう。

太陽の下で土いじりし作物を育てる体験は、地方在住でなければ中々できない事です。 収穫はイベントに過ぎず、作物を得るのはおまけ、プロセスが主目的なのでしょうね。 従って収穫に見合わないコストは当然ですが、料金表見て目が点になりました。

3平米1坪弱で7千円!、他に入会金1万円!、事前予想の倍をはるかに越えてました。 農具・肥料(水も)は準備されており育成アドバイザーまで、でも家族と一緒に野菜作りする時間には大きな価値があり、農業体験サービス料金として妥当だと感じました。


◆当地のレンタル家庭菜園
担い手不足による耕作放棄が問題化してる当地では事情が逆転します。 相続した畑放置は荒地化を招くので、使って欲しいと言う持主が多く居ます、使用料は基本タダ、借り手が菓子折り持って行く程度で、トラクターで植え付け準備してくれる持主まで居ます。 借り手は作物を栽培し草を抜き、畑の機能維持が義務となる相互扶助の関係です。

周囲に定年退職後のにわか農夫が大勢居ます、これは友人が借りてる平均的1区画、100坪程の広さです。 お金のやり取りがない替わりに義理が生じ、後継者探さないと返納し難い雰囲気があります。 筆者へもあちこちから後を継いで使わないかという話があり、丁重にお断りしてます。 草取り・水遣り(車運搬)労力が半端ではないからです。


◆我家の家庭菜園近況
我家は盛土造成地で強酸性、スギナしか生えずミミズも住めない土質でした。 石灰大量投入で中和し、家庭菜園は4-5年目に始めました、収穫は二の次、菜園にしてマルチングすれば草取り手間が省けると言う即物的な目的でした。


爾来30年、淋しいと植えた庭木は剪定に追われるほど成長し、落葉が腐葉土化し土質は大幅に改善しましたが、草取りの手間は種類が変わっただけで変わりません。

【1号地:アスパラ定植】
我家の家庭菜園はおおよそ畳1枚弱の面積に区切ってます、手入れが楽なのと連作障害を避けるローテーションに都合が良いからです。 1号地は鳥が運んで来て自生したのが元のアスパラ、40-50本収穫し残りを来年の収穫に備え茂らしてます。


『ぎっしゃ』さんから教わったプリザーブドフラワー化は屋根裏高温環境では寿命2-3年と解り、アスパラ使用の竹製作は見送りになりました。

【左2号地、右3号地:ジャガイモ】
昨年メイクイーンだったので今年は男爵、ホームセンター最少販売単位1kgでも種イモ12-13個、半分に切って植えるので場所を喰います。 花が咲き始め葉・茎が倒れて枯れる盆前後が収穫時期になります、年末までジャガイモは買わずに済みます。

【4号地:トマト/ピーマン/パプリカ】
トマト/ピーマン2株、パプリカ1株です。 トマトは1.8m高さの支柱で支えます、雨に弱くカバー掛けるのが一般的ですが手抜きの我家は毎年出たとこ勝負です。

【5号地:キュウリ】
時期をずらして2株づつ4株、1.8mの櫓を組んでネットに這わせます。 でも収穫時期はほとんど一緒、半月ほどに食べ切れないほど採れ、その後病気にやられ枯れます。

【左6号地:小玉スイカ、右7号地:長ネギ】
最初の写真でスイカに掛けてあったカバーは、花が咲き始める6月中旬に外しました。 スイカは1日花で数少ない雌花に人工授粉させないと実の数が少なくなります。


7号地はニラ/陸ヒジキ定植地でしたが、嫁さんが散歩の際、顔見知り農家のオジサンに余ったから持ってけと言われたネギ苗を植える為、先住者を避難させました。

スイカの人工授粉成功率は80%程度(ウデが悪い?)で、2-3日で成長し始めれば成功、収穫時期見極め法が難しいので受粉日タグを付け40-45日で収穫します。 2人暮らしで冷蔵庫収納を考えると大玉スイカは扱い難く、小玉スイカが向いてます。

【左8号地:葉物小松菜/ホウレンソウ、右9号地:ジャガイモ/ナス】
1-7号地は並びの初代家庭菜園で、南道路側に新規開発2区画があります。 生産量拡大が目的でなく、10区画程度ないと連作障害防止ローテーションを組めないのです。 8号地にはラディッシュやシソなどもこれから栽培します。

【左10号地:早生枝豆、右チューリップ花壇:晩生枝豆】
10号地は少し離れたチューリップ花壇並びの新規開発で幅は同じですが長さは2.5mほどあり、今年は早生枝豆を植えました。 チューリップ花壇は6月中旬球根を掘り上げた後肥料を入れて土作りし、晩生枝豆を植えてあります。

【番外地:ミョウガ】
2-3年前から収穫量がガクンと落ち、昨年友人から根を別けてもらい、一旦古い根を掘り上げ植え直しました、今年はどうなるかの結果待ち、収穫は8月下旬です。

【プランター:ゴーヤ】
下2鉢がゴーヤ、上は朝顔です、3.6m四方の防鳥ネットを地面から筆者自室窓手摺に張り、和室のグリーンカーテンにします。


という現在の状態で、全部合わせて20平米(6坪)ほどです。 美味しい野菜を作ろうの殊勝さが欠如した片手間仕事ですが、それでも庭で採れた野菜は新鮮で旨い物です。


ではまた。

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