「フィリピンのほかのエリアに留学してみたいけれど、どこがいいんだろう…」
と悩んでいる方。
フィリピンの「ダバオ」は、おすすめエリアの1つです。ダバオは台風などの災害が少なく、気温も平均27℃と安定しています。さらには治安も良く、犯罪に巻き込まれる可能性も高くはありません。
とはいえ、行ったことがないエリアだと、なかなかその魅力はわかりにくいですよね。
そこでこの記事では、
・ダバオの基本情報
・ダバオ留学の特徴
・ダバオ留学のメリットとデメリット
・留学するときの注意点
をお伝えします。
「聞いたことないエリアだし不安だな」と感じるかもしれませんが、概要をつかむだけなら簡単です。
まずはダバオについて、ざっくりと理解しましょう!
※この記事は2018年9月時点の情報をもとに作成しています。
※この記事は1ペソ=約2円で計算しています。
ダバオはフィリピン南部のミンダナオ島にあるエリアで、「フィリピン第三の都市」と言われています。ダバオ市の人口は約163万2,900人、面積は約2,444㎢。商業が盛んな場所で、元大統領であるロドリゴ・ドゥテルテの出身地として有名です。
ダバオの大きな特徴は、治安が良くて過ごしやすいことです。平均気温が27℃、1年中25〜33℃をキープしているため、気候の大きな変化はほとんどなく、快適で過ごしやすいです。
ただし、日本からダバオへの直行便はありません。乗り換えが必要で、マニラから約1時間40分、セブ島からは約30分でアクセス可能です。
物価は日本より安いです。例えば、以下の通りです。
・ミネラルウォーター:10ペソ(約20円)
・タクシーの初乗り:40ペソ(約80円)
一方でスターバックスや日本食レストランなど、外資系の飲食店は日本と料金がほとんど変わりません。生活費を節約するためには、場所を考えて買い物や食事をする工夫が必要です。
続いては、ダバオ留学の特徴を3つ紹介します。
・治安が良い
・気候が安定している
・日本と関係が深い
1つずつ解説しますね。
ダバオは「フィリピンの中でも治安が良い」と言われています。というのも、元大統領ロドリゴ・ドゥテルテが、治安改善に努めたからです。
例えば、以下の施策を実施しています。
・禁煙区域の設定
・麻薬組織を厳しく取り締まる
・タクシーのぼったくりを禁止し、メーターの作動を強制
タクシーはメーターを動かさない、ぼったくる、お釣りを渡さないなどすると営業禁止になることも。そのためドライバーも誠実な人が多く、海外に慣れていなくても安心です。
軽犯罪にあう可能性は低いため、安心して英語学習に集中できるはずです。
ダバオの治安は大丈夫?現地のトラブル事例から危険な目に遭わないためのポイントまで紹介
ダバオの気候は安定しています。年間の平均気温は27℃。季節も雨季と乾季の2つで、日本のような大きな気候の変化はほとんど感じません。
またフィリピンといえば、台風が多い国です。しかしダバオは、フィリピンの中でも南に位置しており、台風の通り道からすこし外れています。そのため、台風の発生や通過はなく、被害にあうこともほとんどありません。
ダバオにはもともと、多くの日本人が移り住んでいました。20世紀初頭に移住し、農業開発などに関わっていたのです。
そのためダバオには昔、「アジア最大規模」と言われる日本人街があったほど。その名残なのか、街には日本食レストランなども多く、日本と深い関係を感じます。
また日系人が多いため、日本語教師の募集もあります。ボランティアやインターン、日本語教師としての就職につながることもあります。
続いてはダバオ留学のメリットとして、
・アクティビティを学べる
・学校が小規模で勉強しやすい
・フィリピンの中でも物価が安い
の3つがあります。1つずつ解説します。
ダバオ市内は開発が進み、都会的な雰囲気が漂います。一方で、郊外は自然が多く、海と山に囲まれています。
そのためダバオでは、以下のアクティビティが体験できます。
・ダイビング
・ヨット
・ゴルフ
・乗馬
学校に専門コースもあり、「英語+アクティビティ」など2種類の勉強が可能です。
そして、ダバオから船で10分の場所に、リゾート地「サマール島」もあります。スポーツが好きな方や、英語と一緒にアクティビティも学びたい方、自然を満喫したい方は十分楽しめるはずです。
ダバオの語学学校は小規模で、生徒数は平均50〜100人です。少人数のため、アットホームな雰囲気が漂っています。
またグループレッスンでも小人数のため、発言しにくさを感じることがほとんどありません。英語初心者でも発言のチャンスが増えるため、スピーキング力が伸びやすいです。
「大人数のレッスンが苦手」「発言の機会を多く持ちたい」と感じている方におすすめです。
ダバオはフィリピンの中でも物価が安く、マニラやセブ島よりも留学費用の節約が可能です。
特に交通費が格安です。というのも、ダバオで利用できる交通手段はタクシーだけではありません。
・トライシクル(自転車やバイクに屋根付きの座席がついた乗り物)
・ジプニー(乗り合いタクシー)
なども利用でき、料金は1回につき7〜10ペソ(約15〜20円)です。ぼったくりもないため、安心して利用できます。
ここまでメリットをお伝えしましたが、ダバオ留学にはデメリットもあります。
・語学学校の数が少ない
・爆発事件が何度か発生している
・お酒やタバコに関する規制が厳しい
1つずつ説明しますね。
ダバオ自体が中規模の街のため、語学学校の数もマニラやセブ島ほど多くはありません。
ダバオ内の学校は約5〜6校のため、選択肢は少なく感じます。またほとんど韓国人経営の学校のため、日本語が通じる学校は多くありません。もしも入学した学校があわなかった場合、ほかのエリアへ転入する可能性もあります。
2016年9月に、ミンダナオ島にて爆発が発生しています。
これはイスラム過激派組織(IS)に忠誠を誓う組織による犯行で、人が集まる夜市がねらわれました。というのも、もともとミンダナオ島にあるマラウィという地域を、イスラム軍が占拠していたのです。
その後、検問や荷物チェックなど取り締まりが厳しく実施され、現在はイスラム軍による占拠はほとんどされていません。
語学学校のあるエリアも安全で、イスラム過激派組織が占拠しているエリアからは遠いです。念のため、情報をこまめにチェックしておいてください。
ダバオでは、お酒に関して以下の規則を決めています。
・明け方1時から朝8時までアルコールの販売を禁止
・道路や公園など公共の場所での飲酒を禁止
そのため、ダウンタウンエリアで人気の酒場が、時間を過ぎてもアルコールを提供していたことで、無期限の営業停止を命じられています。
またタバコに関しても厳しく、すべての時間帯で路上喫煙が禁止に。もしも吸ってしまうと、1,000ペソ(約円)の罰金を支払う必要があります。
お酒が好きな方やタバコを吸う方は、規制について頭に入れておいてください。
ここまでダバオ留学について、解説しました。
最後にダバオ留学で知っておきたい
・費用の目安
・必要なビザ
を紹介します。
ダバオ留学の費用は、1カ月で平均25万円です。ダバオは物価が安いため、セブ留学やマニラ留学よりも費用が安いのです。
授業料の目安は以下の通りです。
・【1週間】約4万1,000円〜約6万9,000円
・【1カ月】約11万8,000円〜15万円
この金額には、寮費や食費なども含まれています。
そして費用として、以下も必要です。
・【航空券】往復で約3〜5万円
・【海外旅行保険】約1万5,000〜2万円
・【通信費(SIMカードなど)】約2,000〜3,000円
25〜35万円を用意しておけば安心です。
ダバオ留学に必要なビザは、フィリピンの他のエリアと変わりません。
31〜59日は、「観光ビザ」を取得します。そのあとは、30日ごとに観光ビザを延長してください。
またフィリピンではビザだけでなく、以下の申請も必要です。
フィリピンの語学学校に通うならば、必ず必要。有効期限は6カ月で、7日だけなど短期留学でも必ず申請する。
60日以上の滞在は、この外国人登録IDカードが必要。
90日以上の滞在に、申請が必要。
180日以上の滞在に必要。帰国時にこの許可証がないと、フィリピンから出国できまない。
必要なビザをしっかりと準備して、ダバオ留学に備えてください。
ここまでダバオ留学について、解説しました。
ダバオはフィリピンのミンダナオ島にある、フィリピン第3の都市です。商業が盛んな街ですが、規模はほかのエリアほど大きくありません。
ダバオ留学の特徴は、以下の3つです。
・治安が良い
・気候が安定している
・日本と関係が深い
ダバオ留学のメリットは、「学校が小規模で発言しやすい」「ダイビングなどアクティビティができる」などです。しかし一方で「語学学校の数が少ない」「お酒やタバコに関する規制がある」などのデメリットもあります。
もしダバオが留学先として自分に合っていると感じた方は、具体的な語学学校を決めていきましょう。
ダバオでおすすめの学校を知りたい方は以下で紹介しているので参考にしてみてください。
ダバオの人気語学学校ランキング
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