負け続きでアルコールもしこたま入っているんでしょうが、だめです!
インディアンスは14日、地元クリーブランドで宿敵ツインズとのダブルヘッダーに連敗。その直後、本拠地プログレッシブフィールドの一塁側3階席で、派手なけんかが発生した。16日の米放送局NBCスポーツ(電子版)が、ファン撮影の動画を添付して報じた。
勾配が急なスタンドで2人の男性が取っ組み合いをするところに、1列上から頭をそり上げた男性ファンが文字通りダイブし、右の肘打ちをお見舞いした。その勢いで3列下まで転げ落ちたが、そこで再び立ち上がると、周囲が罵声を浴びせる中でパンチの応酬。その前にKOされていたと思われる球場警備員が、無線で応援を求める姿も撮影されている。
ダイブしての肘打ちといえば、米プロレス団体WWF(現WWE)の超人気レスラーだったザ・ロック様の十八番。現在は本名のドウェイン・ジョンソンとして俳優で大ブレーク中だが、「ピープルズ・チャンピオン(みんなの王者)」の愛称から、その決め技も「ピープルズ・エルボー(みんなの肘)」とあがめ奉られた。
同局も記事のトップ写真にザ・ロックの姿を使用し、「これぞ、まさしくピープルズ・エルボーのさく裂だ。いや、単なる飲んだくれか…」と、乗り乗りで報じた。