米大リーグは17日、各地で行われ、カブスのダルビッシュがシカゴでのレッズ戦に先発し、7回を投げて1本塁打を含む6安打4失点、13三振1四球で7勝目はならなかった。
今季ちょうど30試合目の先発となった。カージナルスと地区優勝を争うカブスのダルビッシュは1回にいきなり3点を失った。
1番に安打を許すと、続くボットに初球を先制の適時二塁打とされた。1死後、アキーノには2ランを浴びた。
同地区のレッズ戦は今季4度登板しており、1勝1敗で防御率は4・44。ホットビー投手コーチはスアレスやアキーノといった右の強打者対策に「内角速球の制球が鍵」と話していたが、甘く入ったところを痛打されていた。
右腕故障からの復活に懸けた今季、前半戦は2勝4敗、防御率5・01と不調だったものの、オールスター戦後は試合前まで4勝2敗、同2・44と持ち直した。1回のアウトは全て三振で、2回は2三振などで三者凡退とすると4回まで8者連続三振を記録した。三振は2試合連続の2桁となる13個を奪った一方で5回には追加点を奪われ、優勝争いの大詰めで白星は逃した。
(シカゴ共同)