「今comに居るんだけどさ、shell組める?」
浦安ジジイから連絡がきた。
いつも 酔っ払いであーだこーだと電話で言ってくるのだが、
矛盾点があると 私がすかさず突っ込みを入れる。
ジジイは切れ者。
年間収入は、技術援助という形だが、一般的な正社員の5倍以上
ほぼ大手のDB関連の構築、設計、運用、サポート業務を請け負っている。
見た目は、モロ893。
黒の上下のスーツにネクタイは紺。
わたしの地元は怖い人が多い場所だったため、893慣れはしてたのがよかったのかもしれない。
仕事中でも、プライベートでも
お話どころか声すらかからなさそう。
昔は新宿で相当な悪さしてた口らしい。
初めてあったのは地方の会社の喫煙所だった。
「だうも~~初めまして~」
「今度の日曜、暇?」
そこから始まって約10年くらいのお付き合い。
「一緒に風呂に行こう。おごるから。」
地方のDB構築で仕事に来ていた浦安ジジイ。
地方で一人でホテルでさみしいだろうと、
あちこち行こう と こっちから誘ったのだ。
ジジイはケチだ。(笑
ジジイは仕事中に言う。
「おまえなんかと仕事するかよ。このヴォケナスの役立たずが!」
「あーそうかよ」 と 冷淡に吐き捨てる。
ジジイは謝らない。どんな悪いことをしてもどんな理由でも謝らない。
弁護士、官僚でもあるまいし、まったくさ・・・。
謝らないが、ジジイのせいにして、話を進めても文句は言わない。
以前ほかの社長の世話になり、
今回その人のところに連絡を3年ぶりに取ってみたら
その会社は倒産していた。
ジジイが心配して、仕事を手配しようとしてくれていた。
まったくジジイのくせに。
「そんな末端の30万やらの仕事しててどうすんだよ。こっちで仕事しろよ。」
そんなことされたら、頭があがらなくなるじゃん・・・。
まぁこっちが女の子を雇うために復帰したいと申し出をしたのが悪かったんだろうけどね。
フラレタから、その必要性もなくなったわ(苦笑
はぁ・・・その仕事っていくらなんだろう・・。
お金の話すらしてなかったわ・・・(苦笑
でも やっぱり思う。
電話に出ないと出るまでかけ続ける鬼電の性格は直してくれ!
取り扱いを間違えると 家までくる感じ。
まぁ無理なんだろうけどねぇ・・。
酔っぱらいのプライドの高いジジイのマニュアルを持ってる と 本当に大変だわ。
でもさ。
感謝だよね。